よく電子書籍リーダーなどに採用されている電子ペーパー(E-Ink)と呼ばれるディスプレイはディスプレイに表示される情報を書き換える際にだけ電力を消費する仕組みになっているため、バッテリーの持ちが数週間単位、数日単位と長いのが特徴になります。
ただ超省電力なのが特徴の電子ペーパーですが、画面の書換には残像が見て分かるほど遅く、動画の再生はもちろん、素早くスクロールすると残像で画面に表示されている情報が読み取れないと言った使い勝手の悪さはあります。
ですが今回紹介する電子ペーパタブレット「Paper 7」なら切替が早いので普通の液晶ディプスレイと代わりなく使用する事が出来ます。
フルカラー電子ペーパー
今回紹介する7インチの電子ペーパータブレット「Paper 7」では、白黒ではなくフルカラーの電子ペーパー(E-Ink)が使われています。
しかもこの電子ペーパーはフルカラーと言うだけでなく1670万色768×1024 164PPIの解像度を持っています。
そしてsRGB90%と自然の色とほぼ変わらない色表現を行う事が出来ますし、ディスプレイは4096段階の感圧式で色の濃淡などもしっかりと再現する事が出来ますので、この「Paper 7」を使って絵を描いたりと言った作業もホンモノの絵の具を使った作画と変わらない仕上がりで仕上げる事が出来ます。
更に電子ペーパーと言うのは外光を反射しバックライトにしていますので、見え方は紙の本を読んでいるのと変わらず目の疲れと言うのは紙の本を読んでいるのと変わらずとても目にとって優しいですし、液晶ディスプレイですと太陽がサンサンと輝いているとディスプレイは見辛くなりますが、電子ペーパーは紙と変わらずハッキリと見る事ができ、屋外の写生でも問題ありません。
リフレッシュレート60Hz
次に電子ペーパーは画面の書換が早いものでも30Hz程度しかなくスクロールなどは残像がしっかりと残ってしまうと言う問題があり、動画などは到底見ることは出来ません。
一方で今回紹介する電子ペーパー「Paper 7」では、フルカラーであるだけでなくリフレッシュレートが60Hzと大幅にアップしており、ゲームなども残像を気にする事なく普通にプレイする事が出来ます。
Android14
そしてこの「Paper 7」にはOSとしてAndroid14が搭載されており、普通のAndroidタブレットとして使えますし、重さも242gと非常に軽くサイズと共に持ち歩くにも負担にならないサイズとなています。
そしてバッテリーは3100mAhしか搭載していませんが、動画試聴でも最大13時間、ゲームでも最大6時間もの連続プレイが可能です。
そして「Paper 7」のバリエーションにはメモリー4G/64GB、8G/256Gの2つのバリエーションがあるほか、スタイラスペンがセットになったバリエーションもラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/harborinnovations/paper-7-the-everyday-color-paper-tablet
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