マリンスポーツを楽しむ季節がもうすぐやって来ますが、ビーチやプールで浮き輪やビーチボールなどを膨らませる時、まさかまだ口で空気を入れて膨らましたり、足踏み式のポンプ等で空気を入れておられませんよね!?
2〜3年ほど前からそれまでそれまで主流だった単2や単1電池を使った電動エアポンプに変わってバッテリーと高速回転するモーターを内蔵した小型のエアポンプが数多くリリースされた事で、電車やバスなどの公共交通機関を使いビーチやプールに行く際に自前で電動エアポンプを持って行ったとしてもそれほど荷物にはならなくなりました。
そしてパワーの強いものは浮き輪やビーチボールだけでなく、フロートやエアベットの様なものも膨らませる能力を持っており、様々な用途に使える様になっており非常に便利なのですが、今回紹介する「GIGA PUMP Air」は従来のエアポンプの常識を覆すサイズと軽さが特徴です。
コインサイズ
今回紹介するエアポンプ「GIGA PUMP Air」の最大の特徴は大きさと軽さです。
UFOの様な形状をしたこのエアポンプの直径は500円玉よりも少し大きい程度の大きさしかなく、それでいて重さも28gしかありません。
ただでさえ最近の小型の電動エアポンプは従来の電動エアポンプと比較しても1/5〜1/8と言ったサイズしかなく、このサイズで本当に膨らませる事が出来るの？と多くの方が懐疑的に思っておられましたが、ドライヤーをちょっと想像してみて下さい。
最近の風量の大きなドライヤーの前に手をかざすと風圧で手が押しのけられそうになるかと思いますが、これら小型のエアポンプも、ゼロがいくつも並んで想像すら出来ないスピードで回転する小型のモーターが作り出す風は風圧がとても強く、その風圧によって空気を入れるため、小型でもパワフルなのです。
3.5kPa
次にこのエアポンプが圧倒的な風量で作り出す風圧は3.5kPaにもなります。
3.5kPaと言われてもピンと来ないと思いますが、kPaと言う単位はkg/cm₂に換算する事ができ、1cm四方あたり3.5kgもの圧力が加わるとすれば、ちょっとは想像出来るのではないでしょうか?
そして3.5kPaもの圧力があれば、浮き輪やビーチボールはもちろん、水の上にプカプカと浮かべ乗って楽しむ事が出来るフロートやエアマットレス等にもあっと言う間に空気を入れる事が出来ますので、マリンレジャー以外にキャンプなどに持って行くとテントの設営なども楽に行えます。
そしてポンプを逆さまに差し込めば空気をアッと言う間に抜く事ができるだけでなく、空気を残さずにコンパクトに折り畳む事が出来ますので嵩張りません。
そしてまたこの「GIGA PUMP Air」には6種類ものノズルが付属しており、浮き輪やビーチボル、フロートやエアマットレスと言ったもの以外にお子さんの空気を入れて膨らませるオモチャなどもこのエアポンプを使えば膨らませる事が出来ますが、さすがに自転車のタイヤに空気を入れることは出来ません。
スマホで動く
そしてこのエアポンプはバッテリーを内蔵しない事でここまでコンパクト化されている訳なのですが、その代わりこのエアポンプを動かす為のモバイルバッテリーは必要になって来ます。
ただケーブルはエアポンプに直付けされていますので、モバイルバッテリーさえ忘れなければ口で空気を入れなくて済みます。
そしてまたこのエアポンプの消費電力は15Wですので、最大出力が15W以上のモバイルバッテリーを用意する必要はあるのですが、USB-C PD規格をサポートするAndroidスマートフォンの中には15W以上の電力を出力する事ができるものもあり、そう言ったスマートフォンを使っておられればモバイルバッテリーを持っていなくてもスマートフォンのバッテリーを利用してこのエアポンプを動かして空気を入れる事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/gigapump4/giga-pump-air-the-worlds-lightest-air-pump-only-1oz
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