ゲーミングノートPCと呼ばれるノートパソコン以外のノートPCでは昔とは違い薄く軽くなり持ち歩くにはとっても便利になっていますが、薄くなってしまった為に有線のLANポートがなくなったり、USB-Aポートが減らされたりまたは全くなくなってしまっていたり、モノによってはHDMI端子などもなく、USB-Cポートだけと言うノートPCも少なくありません。
そこで必要になって来るのがUSB-Cマルチハブと言う、ノートPCのUSB-Cポートを拡張する事が出来る装置ですが、USB-Cマルチハブは既に様々なものがあり、性能や拡張性で選ぶのか、価格で選ぶのかと言った感じになっていますが、今回はデスクの上に置いておくとスマートフォンのワイヤレス充電が行えるUSB-Cマルチハブ「DockOrb」をご紹介致します。
Qi2ワイヤレス充電
では何故このUSB-Cマルチハブ「DockOrb」をデスクの上に置いておくと便利なのかと言えば、MagSafe対応のワイヤレス充電機能を備えているからです。
MagSafe対応とは言っても磁石でスマートフォンを吸着させる事が出来るだけで、ワイヤレス充電規格としてはQi2規格となっていますので、iPhoneは最大でも7.5Wでしか充電する事は出来ませんが、Androidスマートフォンであれば最大15Wで充電する事が出来ます。
また充電台部分に45°の傾斜がつけてある事からデスクに座った状態でスマートフォンの画面を見ると言った際にスマートフォンの画面を真正面から楽に見る事が出来ますし、マグネット吸着ですので縦向き横向き、どちらにも向ける事が出来ますので、ちょっと休憩中に動画を見たりと言った場合にも便利です。
ツインディスプレイ出力
次にこの「DockOrb」はUSB-Cマルチハブ機能の1つとしてディスプレイ出力、HDMI出力を備えているのですが、4k@60Hz出力のHDMIポートを2ポート備えており、ノートPCでこのUSB-Cマルチハブを使用するとノートPCのモニターを含めてトリプルディスプレイ環境を作り出す事が出来ます。
但しMacBookの場合は拡張モードでは「DockOrb」に接続した2台のモニターに同じ画面を表示するか、ミラーモードではノートPCのモニターに表示されているのと同じ画面を2台のディスプレイにも表示する様になっていますので注意が必要です。
USB-Cマルチハブ
そしてHDMI映像出力以外にはUSB-Aポートを3ポート、USB-Cポートを2ポート備えている他、3.5mmイヤホンジャック、1GbpsのEthernetポート(LANポート)、そしてUSB-C PD電源入力は最大100WのUSB-C電源に接続する事で接続されたPCを急速充電する事ができ、USB-C入力ポートとPC接続用のUSB-CポートはUSB3.1をサポートし最大で10Gbpsでの通信が可能となっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/275777124/dockorb-12-in-1-multi-function-wireless-charging-dock
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