アナモルフィックレンズと言うのは通常1:1.33と言うアスペクト比(縦横比)で35mmフィルムを使い撮影していた映画を、ワイドスクリーン映像(アスペクト比1:2.35)を安価な35mmフィルムで撮影できる様にアスペクト比を1:2.35→1:1.33に変換する為のレンズで、それまで高価だったアナモルフィックレンズを、デジタル一眼レフやミラーレスカメラで使える様にしたのがSIRUIと言うレンズで、デジタル一眼レフで撮影が出来るだけでなく、価格も非常に安いのが特徴です。
そんなレンズSIRUIを作ったメーカーが新たにリリースするLEDスティックライト「DUKEN T60 & M6」をご紹介致します。
伸縮するライトセーバー
今回紹介するライトセーバーを連想する事ができるスティックLED”DUKEN T60”の主な用途は、工事現場やライブ会場での人の誘導と言うよりは照明としての用途がメインです。
従来のスポット照明は大きく嵩張りますし、撮影中に照明のアングルを変えようと思うとワイドアングルのものからスポットまで非常にたくさんの照明を準備していなくてはいけません。
一方スティック型のLED照明は数を増やせば明るくなりますし、分散させて配置すれば面で明るくする事ができますし、スポット的に照射したければ1ヶ所に集めれば明るくなるなど扱い易いだけでなく樹脂をメインに作られたスティックLED照明は軽く持ち運び易く簡単に扱えるのが便利な所です。
しかもこの”DUKEN T60”は何と伸縮し最短で300mm、最長で倍の600mmまで伸びますので、収納するのもコンパクトですし、一度に倍の量を運ぶ事ができますので非常に使い勝手が良いと言えます。
また今回紹介する”DUKEN T60”はハンドル部分の根元が開いて三脚になり自立する様になっている他、1/4インチスクリューネジを備えており三脚を使えば斜めに設置したり上から照明を当てたりと言ったアングルも自由自在に変える事ができます。
グループ制御が可能
そして”DUKEN”ではフルカラーLEDを使用していますのでフルカラー点灯させる事ができる他、明るさも自在に変えられますし、それらカラーや明るさはメモリーしておきボタン操作によって瞬時に変える事もできます。
また”DUKEN”は10本までをグループ化し、瞬時に同じグループの”DUKEN”のカラーを変える事ができるだけでなく最大255を1つのコントローラー、スマートフォンで管理する事ができる様になっていますので、舞台照明的な使い方も可能です。
また”DUKEN”はマイクを内蔵しており、音楽に合わせてフラッシュさせる事ができる様になっている他、炎や花火、サイレン、切れかけの電球を再現すると言う様な14もの点灯パータンを内蔵しているのも特徴です。
スクエア型M6
そしてまた”DUKEN”にはスティック型LEDの他に、掌サイズの”DUKEN M6”と言うLED照明もラインアップされています。
こちらもT60と同じフルカラーLEDを内蔵しており内蔵バッテリーで最長2時間の連続点灯が可能な他、三脚用の1/4インチ穴があったり複数のM6を横に連結できる様になっていたりします。
また点灯モードはT60のサウンドとシンクロするモードがないだけでサイレンの様に点滅したりSOS信号を発信したり炎の様にチラチラしたりと言った点灯モードは同じものを備えています。
またコンパクトなのでwebカメラ用の照明としても利用できますし、懐中電灯の様にバッグに忍ばせて持ち歩くと言った利用の仕方もM6は出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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