EDC(every Day Carry)ツールは1枚のカードを様々な形に切り出す事で様々な道具として使用出来るものから、最近はモンキーレンチをベースにドライバーやプレイバー等の機能を追加したEDCツールへと移行しております。
これはモンキーレンチと言う、ボルトやナットをメインに回す道具が様々なサイズのナットやボルトを回す事が出来ると言う柔軟性が有益であると言う事が周知された為であると言う証なのでしょうが、今回紹介する「VexTi12」はこれまでのモンキーレンチベースのEDCツールにはかった書くと言う機能まで追加されています。
モンキーレンチ
今回紹介するEDCツール「VexTi12」もモンキーレンチがベースになっているのですが、この「VexTi12」は純粋にモンキーレンチがベースになっているため、硬く締められたナットを緩めたり、ボルトを強く締め付けたりと言った作業を楽に出来る様になっています。
と言うのもモンキーレンチベースのEDCツールの多くがモンキーレンチではなくパイプレンチをベースにしているものが多く、ナットやボルトを挟む部分と手に持つハンドルの部分が近接するため、力を加え辛い構造になっているものが多かったのですが、この「VexTi12」ではナットやボルトを挟む部分とハンドルの部分に距離があるため、一般的なモンキーレンチの様に力を加え易くなっているため、硬く締め付けられたナットやボルトを外したり、締め付けたりがし易くなっています。
そしてこの「VexTi12」では最大M12サイズまでのナットやボルトを挟む事が出来る様になっていますし、ナットやボルトを挟み込むアゴの部分には目盛が刻まれており、ノギスの様にパイプの太さなどを計測する事が出来る様にもなっています。
ビットドライバー
次にこの「VexTi12」にはハンドルの部分に4mmのミニビットを収納する事ができる溝が掘られており、1本だけですがビットをこの「VexTi12」と一緒に持ち歩く事が出来る様になっていますし、ハンドルの部分の後部にビットを差し込む為のビットホルダーが掘られており硬く締め付けられたネジなども楽に回す事が出来る様になっています。
そしてこれは従来の同ジャンルのモンキーレンチベースのEDCツールにはなかったのですが、メタルペンがハンドルの部分に埋め込まれており、メタルペンを取り出して指先で摘まんだ状態で書く事も出来ますし、柄の部分をホルダーにしてメタルペンを取付け柄の部分を長くして書く事が出来る様になっています。
#11スカルプブレード
そしてこの「VexTi12」には折り畳み式のナイフも内蔵されており、回す、外す、書くと言った作業の他に切ると言った作業も行う事が出来る様になっています。
しかもこのナイフはスカルプブレードと言う手術用に使われている切れ味が非常に良い#11のメス刃が使われており、切れ味が悪くなればもちろん刃を交換して切れ味を取り戻す事が出来ますし、この他にも様々な機能がこのEDCツールには含まれていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/459774293/vexti12-all-in-1-edc-titanium-mini-wrench
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