空気清浄機は部屋全体の空気を清浄する据置型タイプと、自分の周りの空気だけを綺麗にする卓上型に分ける事ができますが、どちらの空気清浄機も空気清浄能力を重視すると大型化し、置き場所に困ると言う事が出て来ます。
特に据置型タイプのものは、大きな部屋の空気を清浄するとなると筐体も大きくなり、実際に部屋全ての空気を清浄しようと思えば、部屋の中の空気をかき混ぜないと全ての空気を清浄する事はできませんから空気清浄機に内蔵されるファンを大きくするか、空気とフィルターとが接触する面積を増やさなければいけませんので、どちらにしても筐体が大きくなる事は避けられません。
ですが今回紹介する空気清浄機「Löv body」は、卓上サイズなのに何と12畳(20m²)もの空気清浄能力があるのです。
壁掛けができる空気清浄機
まずこの「Löv body」のスペックはPM2.5を除去する高性能HEPAフィルターを搭載しつつ最大12畳の空気清浄能力があるにも関わらずその筐体の大きさは354mm×445mm×86mmで重さは3.5KGと、一般的な掃除ロボット程度の大きさがない所です。
そしてこの「Löv body」には2つの設置パターンがあり、1つは組み立て式のスタンドが付属したタイプを購入すれば卓上空気清浄機として使えるます。
そしてもう1つは壁掛けする事ができる様になっており、厚みが86mm(際薄部では76mm)しかありませんのでウォールラックに乗せたり壁に直接かけても、壁掛け式の時計を置いているのと変わらず、全く違和感なく設置する事が可能です。
ただ重さが壁掛け時計とは違い3.5kgもありますので、石膏ボードが貼られた壁では、ボードアンカー等の石膏ボード用の耐荷重の高い固定金具を使って専用ステーを取り付けないと「Löv body」の重みでいずれはステーが抜け落ちて来たりと言う事がありますのでしっかりと固定しなければいけません。
ですが、ワンルームマンションで空気清浄機なんて置きたいけれど置けないと言う住宅事情の方でも壁にかけられる事で床を占有しませんので、そう言うお部屋に住まわれている方や、実家暮らしだけれど部屋が狭くてと言う方にもオススメです。
12個のファンを使った空気清浄技術は特許取得済み
では何故このコンパクトさで、床の上にデンと居座っている空気清浄機と同等の空気清浄能力を得られるのかと言いますと、この「Löv body」には小さなファンを12個も備えているからです。
言うなれば一般的な空気清浄機がプロペラエンジンなのに対してこの「Löv body」はジェットエンジンの様なもので、小さなファンを高速で回転させる事で竜巻の様な渦を作り、360°周囲の空気を集めて来るからです。
しかもファンを小さくし、騒音を軽減するブレード形状にする事で1枚の大型のファンを回す空気清浄機と比較して風切り音も非常に低く、スリープモードにすれば、本当にシーンと何の物音もしない部屋で寝てもこの「Löv body」の動作音は気になる様な事はありません。
しかもファン1つに対して1枚のHEPAフィルターが取付られていますので、交換する時も部屋の構造上、汚れるフィルターと汚れないフィルターとが出て来るとすれば、汚れてるフィルターだけ交換する事ができますので経済的です。
ダストセンサーで汚れ具合を見える化
またダストセンサーと言って、空気の汚れ具合を検出するセンサーを内蔵しており、この「Löv body」ではその汚れ具合を色と数値とで見える化しているだけでなく、オートモードでは空気の汚れ具合によって自動でファンスピードを変えて部屋の空気を清潔に保ちます。
ただ同様の機能は他社の空気清浄機でも普通に備わっていますが、この「Löv body」では縦横のサイズが違い、かける壁のスペースによっては横長設置よりも縦長設置の方が設置しやすいと言った場合が出て来ます。
そう言った場合この「Löv body」ではインジケータの表示も90°回転させて、分かり易い様に表示する機能を持っていたりとかなりユーザーフレンドリーな設計・仕様となっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/kommainc/lov-air-purifier-a-new-way-to-style-your-space
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