2つ折りの定規の最大のメリットは例えば長さが30cm合った場合、折る事で半分の15cmの長さにする事が出来ますので、ペンケースなどに入れて持ち歩く事が出来ます。
そして二つ折りにする事でヒンジ部分に分度器などの機能を割り当てる事ができるため、定規以外の使い方が出来る様な二つ折り定規もあります。
ですが今回紹介する「OMNI-R」は4つ折りにする事ができ、よりコンパクトにして持ち歩く事が出来ます。
現場でも十分使える4つ折り定規

今回紹介する「OMNI-R」の1番の魅力的なポイントは4つ折りにする事が出来る事です。
二つ折り定規と言うのは普通に市販されており、持っておられる方も多いと思いますが、二つ折り定規ですと折って15cmだと伸ばすと30cmになりますが、折り畳んだ状態の長さが短ければ携帯性が上がります。
そう言う点においてこの「OMNI-R」は、4つ折りにすると7.8cmの長さにあり、折り畳んだ状態でも定規として使用する事が出来ますし、2つ折りにすると16.2cm、そして開いて真っ直ぐに伸ばすと32.38cmもの長さになりますので、A4用紙に縦の線を引いたりと言った事が簡単に行えます。

次にこの定規が現場でも便利で使えると言うのは定規の中にチタン合金製のボールベアリングが内蔵されており、このベアリングがタイヤの様な役割を果たして、三角定規を2本使わなくてもこの定規だけで平行にスライド移動させる事が出来ますので、材料などを等間隔に切り出すと言った際に簡単にカット線を引く事が出来ますし、定規に少し力を加えて押し込むと、ベアリングはロックされ動かなくなりますので、線を引いている時に定規がズレて線が歪むと言う事もありません。
ノギス

次にこの「OMNI-R」にはもう1つのノギスと言う定規としての機能も持っています。
ノギスと言うのは例えば棒の直径を計測したいと言った場合に棒を挟むだけで正確に計測する事が出来る定規で、この「OMNI-R」ではホンモノのノギスと同じ様に補助目盛があり、0.1mm単位で最大6cmまで長さを計測する事が出来ます.
ただこの「OMNI-R」では、外径は計測する事は出来ますが、クチバシがないため内径の計測はできないので注意が必要です。
コンパス

そして二つ折り定規にはたいていの場合、2つの定規を繋ぎ開閉する際にジョイントの役目を果たす円形のリベット部分に目盛が打たれており、分度器として使用する事が出来る様になっており最大180°まで1°刻みで角度を計測する事が出来ます。

そしてこの定規にはメタルペンが埋め込まれており、メタルペンを定規からズラして先端を出し、ノギスのジョーの頭に作り付けられた突起部分を中心に紙の上で回転させるとこの「OMNI-R」をコンパスとしても利用する事が出来ます。

そしてまたメタルペンは取り出す事が出来ますので、そのまま文字や図形を描いたりする為に利用したりする事が出来ますし、このメタルペンには#10のスカルプブレードが取付けられる様になっており、柄付きのナイフとしても利用する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/omni-r/omni-r-multifunctional-portable-ruler













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