エルゴノミックピローなどと言って、寝ている間の姿勢なども重視した枕がありますが、実際のところ寝て起きた時にスッキリと目覚める事ができるものなのでしょうか?
よく聞くのは、使い始めて何回かは寝心地もよく朝もスッキリと目覚める事ができたのだけれど、今は全然合わなくて寝付きも悪いから使っていないと言うパターンです。
それは人間、日々体調と言うものは変わりますので、ある時点ではその時の体調には合っていても体調が変わればフィッティングも変わって来ます。
そして何よりも枕の多くは真上から見ると長方形の形状になっていますが、果たしてこの形って寝心地が良いのでしょうか?
そんな疑問から最終的に月の様に丸くクレーターの様な形状になった枕「The Moon Pillow」をご紹介致します。
よく考えられた円形デザイン
よくエルゴノミックデザインと呼ばれる枕は脊椎(背骨)と頸椎(首の骨)が一直線に並ぶ様に枕をデザインしますので、後頭部部分は低く、逆に首が乗る部分は高くなる様にデザインされており、上から見ても真横から見ても脊椎や頸椎が真っ直ぐ並ぶ様になっており、それは仰向けに寝ても横向きに寝ても真っ直ぐになる様にデザインされています。
ところで仰向けになって寝る際には頭と身体と言うのは一直線に並ぶ様に寝ますが、横向きになった時はどうでしょうか?
直立不動で横向きになる方はまずおられませんし、横向きになると膝をまず軽く折った様な方ちになり、背中を丸めますし、頭もどちらかと言うとうつむき加減になるのが普通です。
ところが一般的な上から見ると長方形の方をした枕ですと枕と頭と言うのは水平、垂直な状態で寝る事を前提にデザインされていますので、頭を斜めに傾けて寝ると言う様な状態は考えていませんので、結果的に想定外の寝方になりますので寝心地が悪くなります。
一方でこの「The Moon Pillow」では元々が円形で中央に向かって凹んでいるだけなので、どちらを向いて寝ようとも、首を傾けようとも、中央が窪み、周囲が高くなっているクレーターの様な形状は変わりませんので、どちらを向いても枕と頭との相対関係は変わりませんので寝心地は変わらないと言う事になります。
抜いたり、追加できたり出来るソフトセンタークッション
次にこの「The Moon Pillow」は、1番下はハニカム構造のシリコンジェルベースが使われ、その上に2種類のフォーム素材、そして後頭部部分を支えるソフトクッションと言う4層構造になっているのですが、ちょうど後頭部部分が当たるソフトクッションは、細かく刻まれたメモリーフォーム材が入った袋が使われており、袋の中に入ったメモリーフォームの量を調整する事で枕の高さを容易に変える事ができますので、体調に合わせて枕を低いと感じればクッションを追加して高くでき、また逆の事もできます。
枕が変わると眠る事ができない方向き
そしてこの「The Moon Pillow」は直径約36cmの円形であるだけでなく専用のトラベルケースを使って薄くコンパクトに圧縮して収納するとフリスビーの様な薄さにまで圧縮できるため、公共交通機関を使った旅行と言った場合でもキャリーケースの中に入れたりバックパックにぶら下げて携帯して持って行ったり出来ますので、枕が変わると寝る事が出来ないと言った様な方にも便利に使って頂けますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/mooonpillow/the-moon-pillow-a-round-ergonomic-sleeping-pillow
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