クレジットカードサイズ大のEDCツールの最大のメリットはカードホルダーに入れて持ち歩けると言うポイントで、これが普通の工具でしたらバッグの中に入れて持ち歩こうなんて事は思いませんが、カード型なら財布の他にカードだけが収納できる財布などにも入れて持ち歩く事が出来ますので、いざ何か工具が必要と言った時に便利です。
ただ例えばカード型ツールにドライバーが作り付けてあると考えて、クレジットカードを回しながらネジを緩めたり締めたりすると言った事を考えると1〜2本程度ならまだしも何本もとなると相当、回し辛いのは想像できる事で、実際にはいくらこんな機能もあんな機能もあるとはいえ、どんなカード型EDCツールでも使い勝手と言う点においては、これは優れていると言う様なものには出会った事はありません。
ですが今回紹介するカード型ツール「Ti SLIDEX」は折り畳める様にする事で、カード型ツールは使い勝手が悪いと言うイメージを一掃しています。
パタパタと組み立て

今回紹介するカード型EDCツール「Ti SLIDEX」では、財布などに入れて持ち歩く際にはフラットな薄っぺらなカード状になっているのですが、縦に3分割されていてパタパタと折り畳むと三角柱になるって言うのが最大のポイントになります。

そのためこの「Ti SLIDEX」には2種類のカード型ツールが用意されており、どちらにも折り畳みのナイフが機能として備わっているのですが、カード型だとつまむ様にしか持てず、硬いものなどをカットする際に力が入らず、ちょっと力を入れてカットしようとすると手が滑って最悪はナイフの刃で切ってしまったりと言う事が考えられますが、この「Ti SLIDEX」では三角柱の様にコンパクトに折り畳む事ができ、しっかりと手に握って使用する事が出来ますので、硬いものなども切り易いですし、手を怪我したりするリスクも少なくて済む様になっています。
STバージョン

次にこの「Ti SLIDEX」には2種類のカード型ツールがラインナップされており、先に紹介するがST(Standard version)で、こちらは昔からよくあるカード型ツールの様に、カードに4,5,7mmの六角ボルトやナットを回す事が出来る様に穴が切ってあるほか、コーナーにはマイナスやプラスドライバーが造作されていたりと、まさにスタンダートなカード型ツールになっています。
ただこのSTバージョンも折り畳んで三角柱になる事からペラペラのカードツールよりは使い易く、ビットホルダーが設けてられており、ビットを差し込んで使用する事が出来ますし、ナイフの他にヤスリが設けてあったり、ボールペンで書いたり、側面に彫られた目盛を使って長さを測ったり、直線を引いたりと言った様な事が出来る様になっています。
SCバージョン

そしてこの「Ti SLIDEX」において、これは使えるんじゃないと感じられるのがSC(Screwdriver version)バージョンです。
このSCバージョンには8本のビットを収納する事ができる磁気ビットホルダーが設けてられており、T5,T6, H3,H5, SL2,SL4,PH0,PH00と言う8種類のビットがビットホルダーにセットされています。
そのためこのSCバージョンを財布の中に入れて持ち歩いておけば、メガネのネジが緩んで来たなと感じたらPH00のビットを使って締める事が出来ますし、ネジのついた電池ボックスを開けたりする事も出来ます。
更にこのSCバージョンにはSTバージョンと同じくナイフやボールペンがついており、切る、書くと言った作業がこのカード型ツール1枚で行う事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1770551262/slidex-the-14-in-1-multitool-card















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