私たちがホームセンターなどでよく見かける刃を折る事で刃先を切れる刃に交換することができる替え刃式ナイフは、刃の切れ目単位で刃の出ている長さを変える事が出来ますが、海外などでよく見る台形刃を使った替え刃式ナイフでは切れ味の悪くなった刃先を折って新しくする事は出来ませんし、刃の出る量も一定で結構な量の刃が出ているため、台形刃は好きだけど、あえて折れ刃式の替え刃式のナイフを使っていると言う方もおられるかと思います。
そこで今回は世界初と言っても良い台形刃を使い刃の出る量を調整することができる「MAKER KNIFE II」をご紹介致します。
必要な分だけ刃が出せる

今回紹介する台形刃を使った替え刃式ナイフ「MAKER KNIFE II」では、台形刃では殆ど見た事がない刃を必要な分だけ出すことができ、なおかつ固定することができる様になっているナイフになります。
そのため、ある素材に数ミリだけ刃を差し込み一定の深さで切り込みを入れたいと言った作業がこのナイフを使えば出来ますし、台形刃は1枚刃ですので折れ刃の様に力を入れ過ぎると刃が折れて刃が飛んだりすると言った事もありませんので、安全に作業を行うことが出来ます。
刃の入替が容易

次に台形刃は頭の部分に切り欠きがあり、ここにピンなどを差し込む事で刃が抜けない様に固定する事が出来る様になっています。
そのため刃を交換する際にはこの切り欠き部分に差し込まれている固定用のピンなどを外さなくてはならず、刃をしっかりと固定出来る様なタイプの台形刃を使ったナイフは刃の交換に手間と時間がかかったりしますし、簡易的なものは力を入れると刃が外れたりするものも中にはあります。
ですがこの「MAKER KNIFE II」では、刃を完全に出し切ると刃のホルダーの固定具を押し込む事ができ、押し込んだ状態を維持する事で刃は簡単に外れ、そして入れ替えることが出来ますので、刃の交換は数秒とかかりません。
MAKER KNIFE Mini

そしてこの台形刃を使った替え刃式ナイフ「MAKER KNIFE II」には”MAKER KNIFE Mini”と言うミニナイフがオプションで用意されています。
このミニナイフにも台形刃が使われているのですが、台形刃よりも少し大きめのサイズのホルダーで、台形刃を差し込んで使用する事が出来る様になっているのですが、刃を固定するモノは一切なく、ただ刃をスライドさせて使用する様になっていますので、硬いものをカットする際には力を入れると刃が引き込んでしまいますので使い方に工夫が必要になります。

そしてもう1つオプションとして「MAKER KNIFE II」にベルトや紐などを通すことができるアダプタや、クリップ、レザーケースなどがラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/placedatoms/maker-knife-ii














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