ノートPCの高さや角度を変える事ができるスタンドを使うメリットは、ノートPCのモニターの位置が高くなる事で斜め下を向いていた頭の傾斜角度を緩くする事ができ、その結果として肩の筋肉にかかる荷重を小学生の子ども一人の体重から幼稚園児、そして幼児を肩車している状態へと軽くして行く事です。
何せ人間の頭の重さと言うのは体重の10%と言われており、体重50kgの方であれば5kgの重さがありますが、その5kgと言うボーリングの球よりもはるかに重いものを支えている首や肩、背中の筋肉には下を向けば向くほど負荷を与える事となり、みなさんがスマホを操作している姿勢とほぼ同じ45度程度、頭をうつむき加減すると頭の重さは6倍程度になるのですから、肩凝りのひどい方であればスタンドの重要性がよく分かると思います。
そんなスタンドにUSB-Cマルチハブの機能をつけた「Maotoam」を今回はご紹介致します。
キーを叩いても揺れないスタンド
まずこの「Maotoam」の魅力的な点はスタンドがリフトアップする所です。
多くのノートPCスタンドが角度調整する機能しかないのに対してリフトアップと角度調整の両方の機能がついたこの「Maotoam」は、モニターを位置を上げようとすればする程、キーボードが立ってそのままでは打ち辛くなるノートPCスタンドに対してキーボードは水平にしたままノートPCの位置を上げてモニターの位置を上げる事ができると言うメリットがあります。
ただキーボードが空中に浮き上がる事で位置によっては腕を空中に浮かせなくてはなかなかったりして逆に腕が疲れたりする事もありますが、そのあたりはうまく高さとキーボードの角度を微調整して行く事で何とかなります。
そしてこの「Maotoam」はジョイント部分が非常に頑丈に作られており、キーボードを打った時にノートPCスタンドが上下に揺れないと言う所がとても魅力的なところで、スタンドが壊れやしないかとビクビクしながら打ったりしなくても済みますし、何より台が安定していると言う事はキーを打った時の跳ね返りがしっかりある為にキーボードを打つ手が疲れないと言うメリットもあります。
更にこの「Maotoam」は高さ280mm程度まで高さを変える事ができますので、座ってノートPCで作業をしていて腰が痛いな、固まっているかな?と言う風に感じた時は従来の昇降しないデスクでも椅子から立ち上がり立った状態で作業を行う事ができますので、身体的にもメリットがあります。
クワッドディスプレイで作業
またこの「Maotoam」はUSB-Cマルチハブとしての機能も持っているのですが、多くのUSB-CマルチハブがHDMI1ポートないし多くても2ポートしか備えていないのに対してこの「Maotoam」には13-in-1と10-in-1と言う2つのバリエーションがあるのですが、13-in-1にはHDMI2ポートとDisplayPortを搭載しており、WindowsマシンであればノートPCのディスプレイも1つの独立したディスプレイとして使えば何とクワッドディスプレイ(ディスプレイ4台)での快適作業が行えるのです(Macユーザーは3台増設したとしても3台全てノートPCのミラーリングディスプレイとして使うか、増設した3台のディスプレイを2ndディスプレイとしてミラーリングするしか出来ません)。
またHDMIの1ポートは4k@30Hzでの出力が最大ですが、もう1つのHDMIとDisplayPortは4k@60Hzでの出力が可能です。
超優秀なUSB-Cマルチハブ
そしてこの「Maotoam」はUSB-Cマルチハブとしても超優秀で、ノートPCと接続する為のUSB-CポートはThunderbolt3&4に対応し最大10Gbpsでデータ通信が可能な他、USB-C PDにも対応しており最大100Wでの給電が可能です。
更に13-in-1の方はHDMI×2+DisplayPortの他にUHS-I規格対応のSDµSDカードリーダー、1Gbps Ethernet、3.5mmイヤホンジャックを備える他、USBポートはUSB-A 3.0ポート(充電5V/0.9A)が2ポート、USB3.2 Gen2に対応したUSB-Aポートを1ポート(給電は5V/1.5A)、そしてUSB-C PD(USB3.2 Gen2)に対応した最大18W出力ポートを1ポートにUSB-C PD100W電源入力用のUSB-Cポートを備えた13-in-1と、
4k@30Hz出力のHDMI1ポートと、SDµSDカードリーダ、1Gbps EthernetにUSB-A 3.0ポート、USB-A 2.0ポートをそれぞれ2ポートずつ備えた10-in-1がラインアップされていますが総合的に見てお買い得と言うか持っていて後々便利なのは13-in-1でしょう。
そしてこの「Maotoam」は単独でもUSB充電器として機能する様になっており、5台のUSBデバイスを同時に充電する能力を持ち合わせています。
またこの他にiPad Proや最新のiPad Air用に10-in-1からUSB-Aポート2ポートを取り除いた8-in-1と言うタブレット用スタンドもラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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