2020年の東京オリンピックでは競技にスケートボードが加わる事になりましたが、一概にスケードボードと言ってもその使用目的によって「ストリートスケートボード」、「ロングボード」、「ミニクルーザー」と3つのカテゴリーが存在しそれぞれストリートスケートボードはトリックと言う技を出すのに最適なスケードボードで、オリンピックに出場する選手が使用するボードもこのタイプになります。一方、ロングボードはサーファーがオフシーズンに練習用として使用したり、デッキと呼ばれる人が乗る板の部分が広く安定しているので、ダウンヒルと言って山道を滑り降りるのに使用したり初心者が練習したりするボードです。
そして最近出て来て一番流行っているのがミニクルーザーともシートスケードボードとも言われるタイプのボードでこのボードはデッキの幅が広くしかも短いので持ち運びに便利でトリックを出すのには不向きですが主に移動手段として使われているのがこのタイプです。
そして電動スケードボードと言うとバッテリーを搭載したりモーターを搭載したりしなければならかったので既存の電動スケードボードはほぼほぼストリートスケートボードを利用して作られていたのですが、このボードは競技用としても使える為に元々ヒステリシスかつトリッキーに動く為に初心者が乗るのはちょっと危なっかしいボードであると言う一面も持っていたのですが、今回紹介する「LeafBoard」はミニクルーザーを電動化したものなので初心者にも非常に乗りやすい電動スケードボードになっています。
ではまず最初に「LeafBoard」のスペックを見て行きましょう
ボードのスペック
大きさ:長さ635mm×横幅241mm×高さ129mm
デッキの厚さ:17.8mm
デッキ素材:メープルウッド+ファイバーグラス+カーボンファイバー
ホイールサイズ:72mm
重量:4.4kg
走行性能
最高速度:30.4km
走行距離:18.5km
バッテリー:5,000mAh リチウムポリマーバッテリー(1000回充放電可能)
モーター出力:最大1800W
ブレーキ:ベクトル(FOC)制御インバータブレーキ採用
スピード制御:専用Bluetoothコントローラ
そしてこの「LeafBoard」の最大の特徴は登坂能力です。何とこの「LeafBoard」の登坂角度は28%(15.6度)とおそよ自転車で漕いで登る事ができる最大角度と言われれいる28%の坂道を逆に滑り落ちる事なく難なく登っていく能力を備えていますし、ブレーキシステムはハイブリットカーやEVカーにも採用されている回生ブレーキシステムと言って駆動用として使用しているブレーキを減速する場合は発電機として使用して電気を作り出して充電すると言うシステムを取り入れていますから実際には公称走行距離以上に走行する事が可能になっています。
その他には水たまりに入っても大丈夫な様に防水機能を備えていますし、夜間での走行も大丈夫な様に前後にLEDライトをデッキ部分に内蔵しています。
そして操縦は専用のジョイスティックを内蔵したコントローラーが付属しており、慣れていないのに最高スピードを出して怪我をしたりしない様に、また走る事を楽しむ事ができる様にECOモードは最高時速が6.25mph(時速約10km)に制限されて誤ってジョイスティックをMAX倒してもスピードが出ない様になっており、SPORTモードでは機能の制限なく使える様になっている他、PROモードではジョイスティックの感度が上がりよりトリッキーな走りをする事ができる様になっています。
また「LeafBoard」にはスマートフォン充電用のUSB端子が付属しており、iPhone7Plusを1回フル充電する事で1.25マイル(約2km)分走行距離が短くなりますが、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても充電できると言うのは便利ですよね。
なおデッキの素材はウォールナットやオーク素材の他数種類とデッキのデザインも5種類程度用意されていますので、詳しくは下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/leafboard/the-lightest-and-most-affordable-electric-skateboa
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