“メイソンジャー”ってご存じですか?メイソンジャーと言うのはアメリカのジョン・L・メイソンと言う人が開発したガラス製の口広瓶で、金属製の蓋の裏にラバーが貼ってあって気密性が高いので空気が入らないので保存性が良いので、ジャムやソースの保存用瓶として広く利用されているのですが、少し前に流行した”ジャーサラダ”と言う瓶の中に野菜やドレシングを詰めて食べる前に瓶を振ってドレッシングを絡ませてからお皿に出して食べると言うサラダにもメイソンジャーは使われていましたし、機密性が高いので液体を入れて逆さ向けても溢れませんから、コメダ珈琲の様にジュースやコーヒーを入れるのに使ったり、わざわざ最初からストローがついた蓋が付属しているメイソンジャータンブラーや液体洗剤や石鹸を入れておく為のメイソンジャーソープディスペンサー等多種多様な瓶が出るくらいアメリカではメイソンジャーが広くリサイクル保存容器として一般的に使われています。
そして2,3年前くらいからメイソンジャーを使った発酵食品を作る事が流行だし、日本でもメジャーではないものの浅漬けやピクルス、ザワークラウトやキムチと言ったものをメイソンジャーを使って作っている人も多いのですが、発酵する為に必ずガスが発生し、常温発酵(約20℃前後)ですと1日に朝晩2回くらい瓶の蓋を開けてガス抜きをしてやらないとガス圧で蓋が開かなくなったり、開かなくなるだけならいいのですがガス圧が高くなり過ぎて蓋が飛ぶ様な事があればそれこそ中の食品まで辺り一面飛び散って大変な事になってしまいます。
そのガス抜きを自動的に行ってくれるメイソンジャー専用の蓋がこの「reCAP®」です。
では蓋をしないでおくか、ラップでも被せておけばいいんじゃないかと思う方もおられるかと思いますが、発酵食品は菌(乳酸菌)が食材に含まれる糖を分解する事で発酵を促し、乳酸菌を増やして行きますから発酵食品は腸に良いと言われているのですが、空気中には色々な菌が浮遊しています。例えばカビの菌が一番目につきやすいかと思いますが、発酵食品をダメにしてしまうのが腐敗菌でこの腐敗菌が繁殖してしまうと本当に食材は腐ってしまって不愉快な匂い(腐敗臭、硫黄臭など)がすればアウトです。
ですから外から菌が入らない様にする為に蓋をする必要があるのですが、ガス抜きの度に蓋を開けているとその度に少なからず腐敗菌が瓶の中に入ってしまいその結果、上手に発酵させる事ができないと言う事が生まれて来ますし、手についた雑菌が入ってもカビが繁殖してしまうと言う事もありますから、できれば発酵が終わるまで瓶を開けないのがベストな選択なのです。
そしてこの「reCAP®」の空気抜きの弁には逆止弁が入っていますから、中の空気は外へ出ても外の空気は中に入って来ませんからまさに理想的な空気抜きのついた発酵用のメイソンジャー用の蓋と言えます。
そして「reCAP®」はメイソンジャーの規格に沿って作られた瓶であればどの様な大きさの瓶にもフィットしますから今手元にある瓶を活用する事ができますし、蓋だけ単体で購入できますから余分な瓶本体を購入する必要もなく無駄な瓶を増やす事も無駄な瓶の費用を払う必要もありませんからとても経済的です。
ただまだメイソンジャーを1本も持っておられないと言う方には瓶とのセットも用意されていますので、詳細は下記URLをご覧ください。
ちなみに発酵野菜の作り方は非常に簡単で、入れる野菜の総重量の5%の塩を加えて塩漬けするだけですから誰にでも作れますし、手軽に乳酸菌を取る事もでき野菜不足も解消できますので一石二鳥です。
https://www.kickstarter.com/projects/masonjars/recap-mason-jars-easiest-fermentation-kit-on-earth
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