家の中に眠っているフィルムカメラが今、見直されているってご存知ですか?レコードやオーディオテープのあのアナログ的な良さが再認識されて新しくレコードプレイヤーやテープレコーダーが発売される中、フィルムカメラもデジタルカメラやスマートフォンでは表現できないフィルムの良さと言うものが再認識されており、フィルムの売り上げも伸びているらしいのですが、そのフィルムを現像に出す所って周りにありますでしょうか?
フィルムを出す機会もなくなった今、あまり気にも止めていませんでしたが、今やフィルムを現像に出せるフォトショップは街中には皆無で、出そうと思ってもどこに現像に出せば良いのか分かりませんし、ネットを使って現像に出すとしても費用も日数も非常にかかってしまいますから、それなら自宅で簡単に初心者でも現像できる現像機をと開発されたのがこの「LAB-BOX」で、自宅で簡単に白黒フィルムの現像ができます。
さて実際のフィルムの現像工程はと言うと、これは従来の工程(現像→停止→定着)と変わりませんが、様々な道具を揃えずともこの「LAB-BOX」1つあれば現像に必要な道具は揃う上に迷う事なく素人の人でもシステマチックに順番通りに現像作業を行えば誰でも簡単に現像作業を行う事ができるのがこの「LAB-BOX」の特徴です。
では実際の現像作業ですが、まずは巻き取ったフィルムからスプールを逆回しにしてフィルムの端のベロ(リーダー部)を引き出して、ベロをハサミで水平になる様にカットします。そしてここからフィルムをパトローネ(フィルムの入っている金属の筒)からちょっとずつ取り出してリールに巻いて行く訳ですが、通常ならこの作業はフィルムに再び光が当たって感光しない様に暗室で行うかダークバッグを使って手探りで巻きつけて行くのですが、ダークバッグを使う場合は袋の中に手を入れて中の状態が見えない状態で行うので、万が一フィルムに指先でも触れて手の油がフィルムに付着すれば現像ムラの原因ともなってしまうので、光が入らない様にする事と共に非常に気をつけて行わなければならない作業なのです。
ですがこの「LAB-BOX」ではフィルムを専用のBOXに装着してベロの部分の端をリールについている金具に固定するだけです。
後は蓋をして横のダイヤルを回してフィルムをリールに巻き取りだけなのでフィルムに指紋や手の油が付着する事も、光が入ってフィルムが再び感光する事もなく、現像作業で一番気を使う大変な作業を初心者の方でも簡単にできる様に工夫されています。
その後の工程は従来通りの工程と同じです。まずは18℃〜24℃に間に保った現像液を「LAB-BOX」に注入します。そして現像液に書いてある通りの時間、1分毎にダイヤルを何度か回して現像液を攪拌しながら混ぜて現像を促進させます。
そして指定の現像時間が終われば現像液を排出し、停止液を入れて30秒程度ダイヤルを回しながら停止液がフィルムに均等に行き渡る様にかき混ぜてから停止液を捨てた後、定着液を注入してこちらも1分毎にダイヤルを回して定着液を攪拌して定着液に書いてある時間だけフィルムを浸けてた後、定着液を捨てれば後はリールを取り出して流水で定着液を洗い流してフィルムを乾かせば現像終了です。
この時、何度も液の入れ替えをするのが面倒であれば一浴現像定着液を使えば1回で済みますし、液を最後に流水で洗い流すまで一切液体に手が触れる事はありませんので、手を汚さずに作業をする事ができます。
ここまでは35mmフィルムの現像工程なのですが、120フィルムであるブローニーも基本的には35mmフィルムと基本工程は同じで、フィルム裏に貼られているリーダーペーパーも簡単に自動で分離して剥がしてくれるのがこの「LAB-BOX」で、ダークバッグの中でフィルムと格闘せずとも簡単にフィルムをリールに巻きとる事ができますので、ブローニーを使っていて自宅現像されている方には特にオススメですので、実際の工程を確認されたい方は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/2017788873/lab-box-the-first-multi-format-daylight-loading-fi
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