ラジコンを初めて買ってもらって嬉しくて嬉しくてすぐに外に出て飛ばしたり走らせたりしたはいいものの、墜落させたりコンクリートブロック塀にぶつけたりするなんて事はよくある事ですし、操縦に慣れないウチはよくクラッシュさせてしまうものです。
そこで何度クラッシュさせても壊れなければいいのですが、市販の完成されたラジコンのボディーの多くはABS樹脂等で作られていますのでカーボンや金属で作られたラジコンと比べてれば強度もそれなりですし、壊れたからと言って補修部品が売られているわけでもなく、接着剤やホットボンドやレジンで補修したとしても強度はあまりないので、クラッシュさせるとすぐに破損してしまって遊べなくなってしまいます。
だからと言って当てるなだとかクラッシュさせるななんて事を子供に言っても慣れるまでは当てたり落としたりするものですし、逆にそれを喜んで楽しむ子供もいます。そう言う、クラッシュ大好きな子どもたちが壊れる事を気にせずに遊ぶ事ができるラジコンがこのホバークラフトラジコン「Strawbees Hovercraft」です。
ではどうしてこのホバークラフトラジコン「Strawbees Hovercraft」はぶつけ合っても大丈夫なのか?ホバークラフトだから?と言う訳ではなくボディーを構成している主要部品がダンボールでできているからなのです!!ですからぶつかったとしてもダンボールそのものがクッション材でもありますのでクラッシュしても壊れる事はありませんし、もし万が一、壊れたとしてもダンボールを同じ形に切り出して取り替えれば走らせる事ができるのがこのホバークラフトラジコン「Strawbees Hovercraft」の最大のメリットです。
そしてメリットはそれだけではありません。同じキットながらジョイント部分の繋ぎ目の位置さえしっかりと抑えていれば、ボディーやカバー、ラダー(方向舵)の形状は好きに変えて良いので、オリジナルのホバークラフトを作る事ができますし、専用のデカール(シール)もついて来るのですが、ダンボールですのでマジック等で好きにカラーリングして世界で1つのホバークラフトをデザインする事もできます。
更にボディー作りに慣れてくれば、ラダーの形状やプロペラのシールドの形状等を工夫して誰よりも早く走行するホバークラフト、誰よりも小回りの効くホバークラフト、ぶつかってもひっくり返らないホバークラフトなんてもホバークラフトも工夫次第で作る事もできますので、物作りの楽しさも遊びの中から学ぶ事ができますし、どう言う形状にすると素早く曲がる事ができるのか?どう言う形状にするとより早く走る事ができるのか?と言う研究にもなりますので、そう言う研究を”夏休みの自由工作”の課題にしてみるのもいいかもしれません。
また「Strawbees Hovercraft」はホバークラフトなので当然の事ながら水上も走行する事ができますので川や湖に遊びに行った時に水面に浮かべて遊ぶ事もできますが、ボディーがダンボールなので水濡れには要注意ですが、夏場なら濡れてもすぐに乾きますしダンボールなのでボディーをいくつか作っておけば、水辺で遊んでクラッシュさせても安心です。ただ、水没させるとコントローラーやモーター、バッテリーは防水ではないのでご注意ください。なお、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/2021113368/strawbees-hovercraft-worlds-fastest-recycled-toy
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