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あのトリオプランレンズを復活させた”Meyer Optik”が送り出す30mm F3.5-16と言うレンズ「Lydith 30」

 写真を撮影する時に手前の人物なりモノだけが輪郭も表情もはっきりと写っているのに、ほんの少しだけなのに後ろに写っているものはピントが会わずに見事にボヤけて、被写体だけがクッキリとクローズアップされた写真と言う物を見た事があると思います。
 そしてそう言う写真を撮影しようと思うと余程特殊なレンズなりフィルターが必要なのだろうな?とカメラに詳しくない方は考えるのですが、実はたった1つの単焦点(ズームができないレンズ)さえあればそう言う写真が誰でも撮影できるってご存知でしたでしょうか?

 そう、この「Lydith 30」と言う30mm単焦点レンズはそう言うプロの様な”ボケ味”を見事に再現してくれる素晴らしいレンズで、しかもあのトリオプランレンズを復活させたレンズメーカーがリリースすると言うのですから、かなり期待が持てます。


 では何故?背景がボケた写真が撮影できるのかと言いますと、簡単に説明すると、目の前にスマートフォンを持って来てスマートフォンの画面を注視して、スマートフォンの画面だけを見続けて下さい。その時にスマートフォンの画面に映し出される文字や画像と言ったものはハッキリと見えますが、焦点はスマートフォンの画面に合わせながらスマートフォンの画面の外側をちょっとだけ意識して見て下さい。そうするとスマートフォンの画面はハッキリと認識できているのに、スマートフォンの画面からちょっと離れた場所の景色は薄く見えたりボヤけて見えたりしていませんか?そう、まさにその状態を単焦点レンズでは再現しているのです。

 ですから手前の物にピンとを合わせて撮影すると単焦点レンズの場合、周りがボケて見えるのですが、これは絞り(F値)によっても変わります。絞りはレンズに入る光の量を調整しているもので、開放側(F値が小さい)と絞った側(F値が大きい)とではどう違うのかと言いますと、例えば目をカッと見開いた状態から目を細めて行ってみて下さい、そうするとだんだんと目の中に入って来る光の量が少なくなり暗くなって行くのがわかります(眩しい時には目を細めて目に入って来る光の量を少なくしようとします)。そうすると周囲の風景はどの様に変化して行くかと言いますと、目を見開いていた状態ですとボヤけていたものも、目を細めて行くと同じ物がハッキリと見えて来ます(遠くにあって見辛い時に目を細めて見ようとしますよね)。つまりこれをレンズに言い換えるとF値を低くして開放状態にしてやればやるほど背景がボケボケの写真が撮影でき、絞りを絞って行けば行くほど背景にあるものもハッキリと認識できる様な写真が撮れるのです。

 つまりこの「Lydith 30」で言うとF値はF3.5〜16の間で変化させる事ができるのですが、F値3.5で撮影するとピントを合わせた被写体はハッキリと映るのですが、背景はボケボケで何が写っているのかがわからないボケ味が出た素晴らしい写真が撮影できます。

 一方、F値を16にしていっぱいまで絞ると遠くにあるものまでクッキリと撮影できますので、実は単焦点レンズと言うのは非常に豊かな表現力を持ったレンズと言えるのです。

 それなら他の単焦点レンズでも同じではないか?と思うのですが、カメラメーカーやレンズメーカーが販売している単焦点レンズのスペックをみて下さい。特に絞り(F値)に注目して見てもらえば”なるほど”と納得が行くと思います。そしてこの「Lydith 30」がいかに素晴らしい表現力豊かなレンズであるのかと言う事がわかります。
 通常、絞りが変えられる単焦点レンズの場合、開放側はF3.5だとしても絞り側はよくてF11あたりです。あまり値を上げても撮影した写真が暗くなるだけで意味がないのであえて単焦点レンズの場合はF値も固定にしたり変えられてもF3.5 – 4.5 だとか 5とか5.5だったりするのですが、この「Lydith 30」は何と大胆にもF16まで絞れるのですから、絶対に一般の大手メーカーでは出さないレンズ仕様なのです。

 どうでしょうか?ちょっとはこの「Lydith 30」が持つ実力と言うものを理解してもらえたでしょうか?なおレンズマウントは各主要カメラメーカー(キャノン,ニコン,ソニー…etc)用意されていますので、詳細なスペックやどう言う写真が実際撮影可能なのかは下記URLをご覧下さい。

https://www.kickstarter.com/projects/meyeroptik/enchant-your-photography-unleash-the-magic-lydith

 

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