音を発生されるスピーカーの中には少し特殊なものがあり、振動スピーカーや骨伝導スピーカー、その他に超音波スピーカーと言うものもあります。
この中で今回紹介する骨伝導スピーカーは、スピーカーから再生された音を骨伝導信号として骨に伝え、そして骨(頭蓋骨)に伝わった振動が蝸牛と呼ばれる実際に音を電気信号として変換して脳で音を認識します。
この骨伝導スピーカーの利点は、周囲が騒がしくても耳から音が入り鼓膜を振動させて音を聞き取るのではなく、直接スピーカーから骨、そして蝸牛へと伝わりますので、周囲の雑音に邪魔されず音をクリアに聞き取る事ができる所が利点です。
そんな骨伝導スピーカーをサングラスに組み込んだ骨伝導サングラス「SND RAY」を今回は紹介致します。
骨伝導スピーカーとサングラスの好融合性
骨伝導スピーカーは、スピーカーから再生された音振動、骨伝導振動をダイレクトにクリアに骨に伝える為に骨伝導スピーカーを頭蓋骨、肌により密接する必要があります。
その為に骨伝導スピーカーはオーバーヘッド型のヘッドホンの様にアームがついており、テンションをかけて顔に押しつける事で密着度を上げる他、骨伝導スピーカーを密着させる部分は耳により近い部分の方が音振動の減衰がなくよりクリアに伝わります。
よってメガネ、サングラスと骨伝導スピーカーを融合すると言うのはとても愛称が良いのです。
4スピーカーで音の伝達性アップ
ただ愛称が良いと言ってもサングラスに内蔵されたスピーカーの位置によっては頭蓋骨の形状で肌にスピーカー部分が密着する方とそうでない方が出て来ます。
前者の密着される方であれば問題ないのですが、後者の密着されない方はサングラスをズラして聞こえやすい位置に持って来る事もできませんので、そう言った物理的な問題、位置的な問題を解決する為にこの「SND RAY」では片側2つのスピーカー、耳の後ろと”こめかみ”の部分に合計4つのスピーカーを内蔵する事でスピーカーの位置変更ができないサングラスの欠点を回避しています。
また4つのスピーカーで360°サラウンド再生ができると言うのもこの「SND RAY」の売りで、おそらく骨伝導で360°サラウンド再生できると言うスピーカーはこの「SND RAY」は初めてなはずです。
ハンズフリー通話+防水
また「SND RAY」は内蔵バッテリーフル充電状態で最大6時間の連続再生ができる他、ハンズフリー通話も可能となっており、ちょうどレンズとレンズとを繋ぐブリッジ部分にマイクを内蔵しているのですが、このマイクも周囲の雑音を拾わない様にノイズキャンセリングマイクを搭載しており、雑踏の中でもクリアな相手が聞き取り易い通話が可能となっています。
更にビーチサイドやプールサイドでも気軽に使える様に防滴仕様となっており、多少水がかかっても機能に支障が出ない様に設計されています。
UVカット+偏光レンズ
そして「SND RAY」のサングラスとして機能ですが、こちらはUV400カット機能に偏光レンズを使用しています。
偏光レンズはマリンスポーツや釣りなど海面、水面に反射する強力な光が目に飛び込んで来て見え辛いと言う光をカットして見えやすくすると言うレンズで、あらゆるシーンで使える様に考えられていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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