みなさんが聴いているサウンドって実は全員同じには聞こえていないってご存じでしたか?
今回紹介するイヤホン「Flare EARS」を知るまでは全く小生もそんな事は全く知りませんでしたが、耳だけでなく耳の中の形状も個々人で全く違っており、耳から入って来た音と言うのは耳の中で乱反射し音が耳の中で合成され再変調される事で実は今、隣にいる方とは全く同じには聞こえていないのです。
と言う事はダイレクトにサウンドを骨を介して伝える骨伝導スピーカーの方が同じ様に聞こえるの?なんて事を考えてしまいますが、今回紹介する「Flare EARS」を使って同じサウンドを聴けば、隣の方と同じサウンドを同じ様に聞く事ができます。
耳の中で音ってどうなっているの?
突然、今聞こえているサウンドって、隣におられる方とは若干20%程度違って聞こえているんですよ、と言われても訳がわからないと思います。
例えばボールを狭い部屋の中で投げた時にボールは部屋の壁に当たって跳ね返り、床に落ちるまで壁から壁へと跳ね返りながら跳び続けますが、音も同じで狭い耳の中で跳ね返ると、山の上に”おーい”と叫ぶと”こだま”が返って来る様に耳の壁に当たり跳ね返りながら最終的に鼓膜を振動させ音を聞く事ができます。
この時、音が跳ね返る事で鼓膜に到達する時間に差(遅延)が発生する他、跳ね返る事で音が減衰(小さくなる)したり、反射した音と音とが混ざり合って違う音を合成する事で元のサウンドとは違って聞こえると言う訳です。
更にイヤホンやヘッドホンを使うと、ハウジングと呼ばれるケース内でも音の反射が起こりますので、スピーカーで聞いたサウンドとイヤホンやヘッドホンで聞いたサウンドは厳密には違います。
潜望鏡の様な構造をしたミラーイメージサウンド技術
と言う様にイヤホンの中や耳の中でのサウンドの乱反射を抑える事ができれば元のピュアがサウンドを聞き取る事ができる事は分かりましたが、一体にどうやればピュアなサウンドを聞く事ができるのか、その答えが特許も取得しているミラーイメージサウンドです。
このミラーイメージサウンドではクランクの様な構造をしたハウジングの中を直角に音が反射しなが直進して行き、耳の奥まで届く様に一般的な形状とは全く違う細長く斜めに伸びたイヤホンの先端から再生されたサウンドは真っ直ぐに鼓膜を震わせる様な構造になっています。
4種類のバリエーションモデル
そして「Flare EARS」にはドライバー(スピーカー)と接続方法で4つのモデルが用意されており、オーソドックスなE(Everyday)モデルは3.5mmジャックによる有線接続で10mmのドライバーを搭載し、メモリーフォーム3種類、シリコン3種類、合計6種類のイヤーチップが付属しています。
また同じ10mmのダイナミックドライバーを採用したA(Active)モデルはMMCXコネクタを採用し、ネックバンド型のBluetooth受信機がセットになっていますので、有線でも無線でもどちらでも利用可能ですが、有線ケーブルは付属しません。
次にR(Recording)モデルでは、ケースがアルミ合金になりドライバーが10mmのハイスペック・ベリリウムドライバーに換装されておりより高音質なサウンドを楽しむ事ができるほか、Bluetooth受信モジュールと有線ケーブルが付属します。
そして最後のS(Super)モデルはドライバーや付属物はRモデルと一緒でハウジングがジュラルミンからチタン合金に変わっており、イヤーチップは他のモデルと同じ6種類のイヤーチップが付属していますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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