ガーデンニングが趣味の方に一番何が辛いのか?何が嫌かと言うアンケートを取ると、一番多いのが”草刈り(草抜き)”で、その次が何故か”水やり”なのだそうです。
特に草刈りは小さな雑草を花の苗と間違わない様に引き抜いて行かなければならないので神経も使いますし、また中腰で屈んで草を引かないといけない為に腰も肩も痛くなったりもしますので、雑草が生えなければ率先してやりたい仕事ではありませんし、かと言って雑草を放置しておくと雑草の葉が生い茂ってせっかく育てている花に日光が当たらなければ花そのものが育ちませんし、雑草に1回抜けば終わりではなく、全部抜き終わったと思っても暫くするとまたニョキニョキと花の苗の間から雑草が生えていたりしますので、雑草の草抜きも花を植えて楽しんでいる間は半永久的に続く仕事でもあります。
そんなやりたいないガーデニングの仕事ナンバー1の草抜きを自ら草を探してやってくれるロボットがこの「Tertill」で、「Tertill」が1台でもあればかなり草抜きと言う重労働から解放されるはずです。
では具体的に「Tertill」はどの様な仕組みになっているのかと言いますと、原理はルンバ等のお掃除ロボットと同じです。「Tertill」のサイドパネルはバンパーセンサーになっており、ここ草花の幹等が接触すると「Tertill」は止まって方向転換をして「Tertill」は花壇の中をバッテリーがある限り自走して草を半永久的に刈って行きます。そして「Tertill」にはソーラーパネルが搭載されていますので、日中は放置しておいても自動的に太陽の光で充電されて動きますので何ら手をかける事なく、ただ単に「Tertill」を庭に置いておくだけで草を刈ってくれると言うわけです。
では実際に雑草をどうやって、どう草刈りをするのかですが、雑草は「Tertill」の底面に内蔵された超音波センサーでもって自動的に検出して、芝刈り機についているのと同じ様なナイロンワイヤーを回転させて雑草の根元から幹を切って草刈りを行います。ですので「Tertill」では、「Tertill」のバンパーセンサーに当たる程伸びた雑草は避けて通りますので、まず最初だけは「Tertill」が跨いで通過できない程伸びた雑草は予め「Tertill」を使用する前に抜いておかなかればいけませんが、一度「Tertill」を庭に置いてパワーボタンを押せば後は昼だろうか夜だろうか、バッテリー残量が残っている限りは庭を縦横無尽に走り回り雑草を刈って行くと言うわけです。
ですのでよほど長雨が続いて「Tertill」は充電できないしかし雑草は伸びて来ると言った状況で、バンパーセンサーよりも伸びてしまったらそこは手で引き抜いてしまわないと半永久的にその場所は刈ってはもらえませんが、そうでなければもうその庭は雑草で悩まされる事はまずありません。
ですが種から蒔いて芽を出した花も雑草も地面からちょっとだけ顔を出している間は「Tertill」はそれが花なのか?不要の雑草なのかは分かりませんので、この「Tertill」では針金で花の苗の周囲をガードする柵を作っておく事を推奨しています。そうする事で「Tertill」はバンパーセンサーで柵を検出できますので、その花を間違って刈ってしまう事はないという事です。
また「Tertill」にはBluetooth通信モジュールを搭載しており、専用アプリケーションをインストールしておく事で「Tertill」の行動記録(どれくらの距離を移動して、何個雑草をカットしたのか)と言ったレポートも見る事が出来ますので詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/rorymackean/tertill-the-solar-powered-weeding-robot-for-home-g
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