10年ほど前では安全意識の高い方だけが取り付けていたドライブレコーダーも、今では車両の標準装備やオプションになっていたり、保険会社によってはドライブコーレーダーを無料でレンタルするプランがあったり、もちろん一般のカーショップ以外にもホームセンターやネット通販等で手軽に手に入れる事ができます。
そしてドライブレコーダーの最近のトレンドは、あおり運転の被害から車両前方だけでなく車両後方を含めて車両前後の状態を記録できるものが人気があります。
そしてバイク用にも車両の前後を記録できるものも多数ありますが、バイクは車の様にシガープラグから簡単に電源を取ったりする事はできませんのである程度電気配線ができないと取付できません(もちろんカーショップに施工をお願いすると言う事はできますが)。
そこで今回はバッテリー駆動のヘルメットに貼り付けるだけの超簡単施工のドライブレコーダー「REVAN」をご紹介致します。
ヘッドマウントディスプレイが付属したドライブレコーダー
ではまず最初に施工方向をご説明しましょう。
まず最初にヘルメットのトップにカメラの取付マウントを貼り付けます。その後、ヘルメットの後頭部にバッテリーマウント兼コントローラーのマウントを貼り付け、カメラとバッテリーマウントをはめ込みます。
そしてケーブルをヘルメットの後ろから回してヘッドセットをヘルメットの内側に貼り付け、ヘッドマウントディスプレイを取り付けたら完成です。
ヘルメット1つで配線は完了でき屋内でじっくりと配線ができますので、初心者の方にでも簡単に取付が可能です。
またこの他にもう1つ、ハンドルに貼り付けるワイヤレスリモコンがあり、これをハンドルにマウントを用いて取り付ければ完成です。
画角143°の広角レンズが前後を監視
そしてこの「REVAN」には前後両方を監視する為の同性能のカメラが2台内臓されており、どちらも画角143°の広角レンズを搭載しており、特にリアカメラにフロントカメラと同じカメラを採用していると言うのが特徴的です。
よく車でもそうなのですが、フロントカメラは1200万画素の高画質カメラを搭載しているのに、リアは駐車時に使用する様な30万画素程度のバックカメラを流用した様なものが多く画質は当然あまり良くありませんので、もし後ろからあおられた時にそんな画質の悪いカメラではナンバープレートの番号を何とか記録できるかな?と言う程度で、運転手の顔までは細かく記録する事は不可能です。
そう言った意味でも高速道路等で後ろから車にあおられたりする事が多々あるバイクを運転していてリアもFHD 30fpsで証拠映像を記録してくれるカメラがあると言うのは心強いものです。
また2個で合計7,000mAhもの大容量のバッテリーは最大で12時間もの間、映像を常時録画できますので安心です。
リアカメラの映像を映し出すヘッドマウントディスプレイ
そしてヘッドマウントディスプレイは通常時はカメラの録画状態や、現在時刻を表示しているだけなのですが、ハンドルに取り付けたリモコンや、ヘルメットを2〜3回傾ける動作を連続して行う事で、リアカメラの映像を反吐マウントディスップレイにリアルタイムで映し出す事ができるのです。
この機能は右左折時に何度も後ろを振り向く事で前方の監視が疎かになるのを防ぐほか、例えば仲間とツーリングに出かけた様な時も後ろからついてくるライダーの状態を振り向かずに確認できたりもしますので、運転中の危険性を少なくする事ができます。
またスマートフォンとペアリングしておく事で、ハンドルのリモコンを使い、サウンドをヘッドセットを通じて流す事ができるほか、もちろん通話する事もできますし、他に「REVAN」を使用している仲間がいればアプリにグループ通話可能なトランシーバー機能がある為、ちょっと休憩したいなんて時の連絡も容易にできる様にもなっています。
また記録した映像はもちろんスマートフォンに転送してSNSでシェアする事もできる様になっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/owlfs/revan-the-safest-motorcycle-helmet-mounted-dashcam
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