スマートフォンを充電するのに荷物が多くなるからとUSB電源アダプタ等は一切持ち歩かずにノートパソコンのUSB端子にケーブルを差して充電すると言う方も割と多くおられますが、PCに搭載されているUSB端子は残念ながら出力の上限は500mA(USB3.Xでは900mA)しかなく充電できなくはありませんがその充電スピードはカメの様に非常にユックリです。
そう言う時に活躍するのが急速充電アダプタ(通称、急速充電下駄)と呼ばれるアダプタなのですが、このアダプタとマグネットケーブルを合体させたPCのUSB端子からスマートフォンを充電する事が多いユーザーにはとっても便利な充電&通信ケーブルがこの「MuConnect 2.0」です。
ところで通常は最大出力500mAしかないPCのUSBポートからどうやったら500mA以上の電流が取れるのか不思議に思われた方もおられるかもしれませんが、仕組みはとても簡単で、PCに搭載されているUSBポートが2つあったとします。その2つそれぞれ同時に500mA出力する事ができますので、合計で1Aは出せる様に本当は設計されていますので急速充電アダプタでは1つのポートから最大で流せる1Aを出力する様に要求する信号を送る事で1Aの出力が可能になると言う事なのです。
そしてその電流を引き出す為の回路をこの「MuConnect 2.0」はマグネットコネクタ側に内蔵しており、スイッチ1つで急速充電に切り替える事ができます。ただPCのUSBポートから急速充電を行うアダプタの場合、通信用のポートからその電流を集める為の命令を送る為にスマートフォンとの通信がカットされる為にPCとのデータのやり取りができません。ですからこの「MuConnect 2.0」も他の急速充電アダプタ同様にスイッチ1つで急速充電とデータ通信を切り替えられる様になっており、データ通信をONにした場合は通常の500mAの充電に戻りますが、データの送受信が終わって急速充電がわにスイッチを戻せば即座に急速充電が始まります。
そしてマグネットチップはLightning,MicroUSB,USB-C(USB-C採用の新しいMacBook Proは充電できません)の3タイプが用意されているのですが、このマグネットの吸着性能が非常に高く、マグネットチップとコネクタを2cm程度にまで近づけると自から位置合わせをして吸着しますので、暗い部屋での接続も意識せずにコネクタを近づけるだけで100%確実に吸着する事ができますし、接続不良で充電されていなかったと言う事がこの「MuConnect 2.0」ではあり得ません。
ではUSB電源からの充電はどうなのかと言いますと、USB電源では最大出力電流は決まっていますのでそれ以上の電流を流す事はできません。ですからそのUSB電源の最大電流が2Aでしたら最大で2Aで充電する事はできますが、それ以上の電流で充電する事はできないと言うわけです。またスペックとしては最大2.4Aの充電電流を流す事ができますのでiPadなども充電も可能です。
なお商品は1ケーブルに対して1種類だけマグネットチップが付属しLightning端子にするかmicroUSBにするかUSB-Cにするか選ぶ必要がありますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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