皆さんは”水出しコーヒー”って飲まれた事ってありますか?よく水出しコーヒーをアイスコーヒーと勘違いされる方が多いのですが、皆さんが想像するアイスコーヒーだとそ多くはお湯でドリップしたコーヒーを氷にいれて飲むか、ドリップしたコーヒーを冷蔵庫等で冷やして飲むかだと思うのですが、前者だと氷に熱いコーヒーを注ぐ事で氷が溶けてコーヒーの味が薄まってしまいますし、後者ですとドリップしてから時間が経過すればするほど風味が抜けて味も落ちてしまいます。
一方”水出しコーヒー”はドリップする方式は何種類があるのですが、お湯ではく水を使ってコーヒーを抽出するのですが、水ではなかなかコーヒー豆に含まれる成分が滲み出て来ないのでそのスピードはペーパードリップコーヒーが1杯のコーヒーを淹れるのに数分だとすると水出しコーヒーは本当に1滴1滴ずつ抽出して行きますので1杯のコーヒーを淹れるのに数時間かかります。
ですがその味は同じ豆を使っていたとしてもお湯で抽出するのと比べて”苦味やエグ味”が少ないのでコーヒーが苦手と言う方でも飲めてしまいますし、何と言っても酸化の原因となる脂成分は抽出されませんので冷蔵庫で長期間保存する事ができるのですが、難点はドリップに時間がかかると言う事で、そのドリップにかかる時間を独自の”ColdBoil™”技術で24時間かかる抽出時間を5分に短縮した画期的なコーヒーメーカーがこの「Dash Rapid Cold Brew System」です。
ではこの「Dash Rapid Cold Brew System」で使用されている”ColdBoil™”と言う抽出技術はどう言う技術なのかと言いますと、大別すると”冷浸式”と言って水を入れたボトルにミルしたコーヒー豆を入れて抽出する方式と同じで、麦茶のパックを冷水ポットに入れて麦茶を作るのと同じです。ただそれだと前述した様にコーヒー豆の場合はすごく時間がかかります。それはコーヒー豆に含まれているコーヒー成分が水温ではなかなか溶け出して来ない為です。ですのでこの「Dash Rapid Cold Brew System」では圧力を利用しているのですが、圧力と言っても圧力鍋の様に加圧するのではなく空気を抜いて真空を利用しています。
真空にする事でイメージ的にはコーヒー豆の中の空洞にたまっている空気が抜けます。そして空気が抜ける事で代わりにそこに水が入り込み、コーヒー豆の成分と水が混ざってより早くコーヒーが抽出されると言うわけなのです。
ですからこの「Dash Rapid Cold Brew System」で抽出できるのはコーヒーだけではありません。アイスティーだって茶葉を入れて出せますし、緑茶でも麦茶でも何でも抽出する事ができますし、真空にして抽出しますので今までの様にたくさんの茶葉を入れなくても同じ濃さで抽出できると言うメリットもある上に夏場などはそれこそ冬に比べてお茶の消費量が増えたりしますので、お茶を煮出して冷ましてと言う作業を考えると水で短時間で抽出できると言う事で、朝から学校へ行く子供に持たせる水筒に入れるお茶がなくて慌てると言う事も、もうなくなります。
ただ残念なのはこんな便利なコーヒーメーカー、ダイレクトに日本への発送はしてもらえませんので代行業者を利用する必要がありますのでご注意ください。また詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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