みなさんはカギをかけていたはずなのに自転車やバイクを盗まれた、なんて経験はありませんか?
バイクの場合はさすがに人目のつく駅や監視人のいる駐車場では盗まれる事はありませんが、マンションの駐車場や一戸建ての自宅前、そして路駐で盗まれると言う事は現にありますし、自転車は監視人のいる駐輪場でも起こり得ます。
では何故カギをかけているのに盗まれるのか?それは自転車の場合、自宅の鍵の様に複雑な構造のカギではないので簡単でピッキングで解錠できてしまいますし、ディンプリルキーを使ったカギでもクリッパーの様な大型のペンチを使えば簡単に切断して壊せてしまうからです。
またバイクにおいても人目のない夜間などであれば、バイクのロックは外せなくても地面に固定された杭などに固定されていなければタイヤを台車に乗せれば簡単に移動できますし、そのままトラックの荷台に積んで持ち逃げする事は可能ですし、杭にワイヤー状で固定してあってもそれに見合った工具を使えば簡単にカットして盗まれてしまいます。
そこで今回は、盗難対策としてとても有望なワイヤー錠「LITELOK CORE」をご紹介致します。
Boaflexicore Plus
この「LITELOK CORE」で使われているワイヤーは複数の素材で作られた独自開発の”Boaflexicore Plus”と言うワイヤー使用しています。
このワイヤーの中心部分にはクレーンのワイヤーとしても使われている高張力鋼で作られたワイヤーを使用しており、そのワイヤーを可撓性のある(変形する)インターロッキング硬化鋼で覆っており、この時点でワイヤーの太さは直径19mmになります。
更にそのインターロッキング硬化鋼をポリマー素材で覆う事でインターロッキング硬化鋼の腐食等を抑えた上に 編組スリーブで覆い最終的は直径24mmものワイヤーになります。
またこの 編組スリーブはポリマー被膜が摩擦によって劣化してヒビ割れたり破れたりするのを防ぐ他、自転車やバイクのフレームやホイールを傷つけたりする役目のもあり、少なくともチェーンワイヤーや、鋼鉄ワイヤーが薄い樹脂皮膜で覆われた様なものや、鋼鉄のバーをリンクでつなぎ合わせた様なロックに比べると愛車を傷つける事はありません。
つまりもうのこワイヤーを見た時点で大型のクリッパーや油圧カッター、電動グラインダーの様な工具を持って来ないと切れないと言う事が分かりますし、もし油圧カッターやクリッパーで切断しようとしても粘り気のあるインターロッキング硬化鋼はそう易々と切れませんしかえって刃で圧迫される事で圧縮されて更に密度が高くなり硬くなって切れません。
また電動クラインダーは切断する際にかなり大きな音が出ますので、何気に”Boaflexicore Plus”は最強のワイヤーと言えます。
ロック部分には航空宇宙グレードの硬化鋼
そして次に狙われるのがカギ本体です。
カギ穴からドリルを突っ込んでカギそのものを壊してしまってもカギは開ける事ができます。その為、この「LITELOK CORE」ではロケットや宇宙船、衛星に使われている特殊鋼が使われており、ドリルの刃による破壊を阻止する様になっています。
また金属は、液体窒素の様なもので凍らせると分子結合が弱くなりハンマーで叩けば簡単に壊れてしまいますが、元々マイナス何百度にもなる宇宙環境に耐えられる金属ですので、そう言った攻撃に合っても平気です。ので、そう言う意味も合わせてこの「LITELOK CORE」は最強のワイヤー錠と言えます。
連結できる所が面白い
またこの「LITELOK CORE」の面白い所として「LITELOK CORE」同士を連結される事ができるのです。
例えば友人と出かけて駐輪する際にロック用のポールが1つしかなかったとします。そう言う時、お互いが「LITELOK CORE」を持っていれば1つのロックポールに2台の自転車を連結して駐輪させる事ができます。
そしてこの「LITELOK CORE」は自転車用とバイク用(基本的に使われているパーツは同じで長さがバイク用は長くなっているだけなのと、バイク用は編込みスリーブが自転車用とは違います。)に分かれており、自転車用はFLEXI-Oは75cm、CORE BIKE 88Wは88cm、100Wは100cm、112Wは112cmの4種類がラインナップされています。
またバイク用の”LITELOK CORE MOTO”はCORE MOTO 125は125cm、150は150cmの2種類となりますので、もし興味を持たれた方は詳細を含めて下記URLをご覧ください。
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