毎日、PCやタブレット等を持ち歩く方にとって、充電ケーブルや充電器が少ない事に超した事はありません。
ただ最近は、USB-C PD充電に対応したMacBookの様なノートPCが増えた事でタブレットとスマートフォン、そしてノートPCを1つの充電器で充電できる様になりましたし、多機能充電器の中には専用のACアダプタが付属した様なノートPCも、ラインナップされている変換ケーブルを用いて充電できる様になっています。
ただ、これら高性能な充電器でも、たくさんのUSB充電可能なデバイスを持ち歩いている方にとっては端子の数が少ないと言う不満があります。
そこで今回は何と4ポート(端子)も充電ポートを持った最大出力100Wのパワフルチャージャー「CHARGIC GaN Charger」をご紹介致します。
USB-C×3ポートでMacBook Proを2台同時充電
ではまず最初に「CHARGIC GaN Charger」の4ポートがどう言った出力仕様になっているのか見て行きますが、USB-C PD(Power Deliver)に対応した3ポートあるUSB-C端子のうち、2ポートは最大100Wでの出力が可能、そしてもう1ポートは最大で30Wです。
またUSB-Aは最大30Wでの出力が可能で、PPS, PD3.0, PD2.0 ,QC4+, QC4.0, QC3.0, QC2.0, PE2.0, PE1.0, AFC, FCP, SCP, SFCP, APPLE2.4, BC1.2と言ったメジャーな充電規格全てをサポートしており、どの様なデバイスも最高のパフォーマンスで充電する事ができる様になっています。
そして全ポート合わせて最大で100W出力が可能な為に複数のデバイスを同時充電した際の制約がありますので、それについて見て行きましょう。
USB-C1(C1) + USB-C2(C2) or USB-C3(C3) : 65W + 30W USB-C2ポート同時使用でC2 + C3でも同じ
C1 + C2 + C3 : 45W + 30W + 18W
C1 + C2 + USB-A : 45W + 30W + 18W
C1 or C2 + C3 + USB-A : 65W + (C3とUSB-Aを合わせて)15W
そして4ポート全てを使用した場合は45W + 30W + (C3とUSB-Aを合わせて)15Wとなります。
でからMacBookを2台同時充電する際はMacBook Proを2台は無理でMacBook ProとMacBook Airと言う組み合わせになります。
最大出力65W 4ポートバージョン
そしてこの「CHARGIC GaN Charger」には100W4ポートバージョンの他に65W4ポートバージョンも用意されていますので、こちらの出力性能も見て行きましょう。
まずUSB-C PD(Power Deliver)に対応したUSB-C端子は3ポート、そしてUSB-Aの合計4ポートは100Wバージョンと同じです。そしてC1,C2はそれぞれ最大出力65W、C3,USB-Aは最大出力30Wになります。
また複数のポートを同時に使用した場合の出力割合は
USB-C1(C1) + USB-C2(C2) or USB-C3(C3) : 45W + 18W USB-C2ポート同時使用でC2 + C3でも同じで、C1とUSB-Aでも同じ出力割合になります。
C1 + C2 + C3 or USB-A: 18W + 18W + 18W
C1 or C2 + C3 + USB-A : 45W + (C3とUSB-Aを合わせて)15W
そして4ポート全てを使用した場合は18W(C1) + 18W(C2) + (C3とUSB-Aを合わせて)15Wとなります。
となりますので、MacBookとiPad Pro、iPhone、AirPods等を同時に充電すると言うことは出力が足りなく充電出来ませんので注意が必要ですが、タブレットやスマートフォンだけを充電するのであれば65Wバージョンの方が小型で持ち歩き易くなっていますので、こちらで十分です。
また寝る際に4台のデバイスを同時に充電したいと言う方にもオススメですので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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