道を歩いていたり走っていたりする時に横一列に並んで歩く人たちを疎ましく思った事ってありませんか?そしてそう言う時、あなたはどうしていますか?
とっても強い方であれば横に避けれ横に避けてもらえる様に言えるかもしれませんが、シャイな方であればそうは行かず、自ら前を行く人たちを避けて遠回りして追い抜くか、そうか追い抜けない様な道路であれば抜ける様な状況になるまで待つかですが、そう言う時にこの「Runbell」があれば話に夢中になっている方達も自分に気づいてくれて道を譲ってくれるでしょう。
ではこの「Runbell」は何かと言いますと、単なるベルです。単なるベルなのですが、指輪の様に指にはめ、そして親指で弾くと自転車に取り付けているベルと同じ様にチーンと言う音を奏でますので、鳴らされた人達は自転車がやって来たのかと思い振り返り、そして道の脇に避けてくれると言うわけです。
ですから言葉で話しかけるのがちょっと恥ずかしい方でもベルであればチーンと鳴らせば避けてもらえますから、話しかけて避けてもらう必要もありませんのでちょっとシャイな方にはピッタリなガジェットではないでしょうか。
特にランニングで走っている時に走っている道路や通路を塞がれていますと、その手前でスピードを落として前方の人を避けて通り抜けると言った工程を踏まなければならず、ランナーとしてはペースを維持して走り続けていたいのに走れないと言う事になりますが、「Runbell」を事前に鳴らして避けてもらう事でペースを落とさず走る事ができます。
また「Runbell」はただ単に指輪にベルがついているだけではありません。普通に指輪とベルを合体させただけですと、ハンマー部分を親指で倒すのと同時にベルもはめた指を中心にクルクルと回ってしまいハンマーを引いて鳴らすと言うよりは、ハンマーを倒すとクルクルと回ってしまってどうしようもない状態になってしまうのですが、この「Runbell」は指を入れる為の輪っかを2つ連結させており、隣り合った2本の指を通す事でもう1本の指がハンマーを引いてもストッパーとなってクルクルと回らない様になっています。
そしてまたこの「Runbell」の用途はとしては前方を歩いている方に注意喚起するだけではありません。最近特に増えている”クマ”の目撃情報。クマには”ズズ”を腰からぶら下げて山へはいればクマは警戒して人を避けてくれると言われていますが、この「Runbell」の方が音が大きくより遠くまで音が届きますので、これからハイキングやトレッキングに出かけると言う方にはクマよけのすずとしても利用できますし、その他にも遭難した場合に周囲にいる方への自分自身の存在を知らせる為のガジェットとしても利用できるなど、チーンと鳴るだけですが、その用途は色々と考えられます。
ただ昨今、チーンと鳴らされて逆ギレされる方もおられますので、使用される場合は相手を見て鳴らす方が良いでしょう。なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/runbell/runbell-keeping-pedestrians-safe-at-any-speed
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