みなさんはカプセル式のエスプレッソメーカーやコーヒーメーカーはお持ちですか?
従来のコーヒーメーカーはペーパードリップ式のものが殆どで、淹れた後のゴミ捨てや掃除等も大変でしたし、エスプレッソメーカーはカートリッジや機械に挽いた豆がよく付着して掃除がかなり大変でしたが、カプセル式のコーヒーメーカーやエスプレッソメーカーはカートリッジを捨てるだけで、清掃と言ってもトレイ等を流水で洗い流すだけで良かったりと手入れが非常に簡単になっています。
ただ1つ問題は、カートリッジが高い事です。
それを低価格でいつでも飲める様にしたのが今回紹介するネスプレッソ・ヴァーチュオ用カートリッジメーカー「EZPOD」です。
ネスプレッソ・ヴァーチュオとは?
ネスプレッソ・ヴァーチュオはカプセルを回転させながらお湯を注ぎ、カプセル内の挽き豆全体にお湯を行き渡らせながら抽出すると言う、本格的なネルドリップやペーパードリップと同じ様な淹れ方をするコーヒーメーカーです。
そしてもう1つの特徴が、カプセルの印刷されたバーコードです。
1つ1つのカプセルの縁にはバーコードが印刷されており、このバーコードにはカップサイズ、回転数、注入湯量、湯温、蒸らし時間などの抽出に関する情報が記録されており、その1つ1つの豆にあった最高の味わいのコーヒーを抽出する事ができる様になっているのです。
抽出後のカートリッジをそのまま流用
では一体どうやってコーヒーの粉をこの「EZPOD」ではカートリッジに詰めるのかと言う事を説明する前に、まずカートリッジを作ると言う所からご紹介しないといけません。何故ならこの「EZPOD」には詰め替え用のカートリッジは1つも付属していないからなのです。
ではカートリッジはどうするのかと言いますと、市販されているカートリッジを流用するのです。その為に「EZPOD」にはカートリッジの表面を覆っているアルミ箔(抽出後に穴が空いている銀色のカバー部分)を「EZPOD」にセットし、回転させながら縁から綺麗にアルミ箔を除去します。
そうしてカプセル内に残っているコーヒーの粉を捨て、カプセルを洗って再利用すると言うのが、この「EZPOD」の使い方です。
ですから「EZPOD」ではコーヒー豆以外に必要なものはなく、ただ使い古したカプセルが汚れたり変形したりして交換したい様な時は新たに新しいカプセルを購入しなければなりませんが、たまにオリジナルを飲むのも良いでしょう。
またバーコードに印刷された設定は変えられませんので、お好きなコーヒー豆の抽出条件に近いカプセルを最初に選ぶのがポイントです。
カートリッジの作り方
そしてカートリッジの作り方ですが、まずは付属の円筒形の容器に使用済みで蓋のアルミ箔を除去して綺麗に洗ったカートリッジをセットします。
そうしたら、付属の底が平らになったスプーンでコーヒーの粉をすり切れ一杯すくい、カートリッジに移した後、平らになったスプーンの底でタッピング(押し固めて)します。
その後、外側のカバーを外し、アルミ箔をカートリッジの上から被せて外側のカバーで圧縮すれば、純正のカートリッジと同じ様なカートリッジが出来上がります。
そしてこの「EZPOD」のメリットは何と言ってもアルミ箔で密閉しますので、一度に大量に作っておいてもコーヒーの粉が湿気たり、酸化したりしない事です。
これと似た様なカートリッジアダプターは詰める事はできますが、密閉する事はできませんのでたくさん一度に作ると酸化したり湿気たりして味が変わってしまうのですが、この「EZPOD」は常温にいおておいてもそう言う事がないのが最大のメリットですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/slicesdesklamp/ezpod-for-nespresso-vertuo
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