模型工作などをする際には、従来はプロクソンのリューターの様なリューターしかなく、お尻から伸びている電源コードが邪魔をして細かな加工等々がし辛かったのですが、最近ではペン型ドライバーやペン型ドリルと言った製品も増えて来ており、バッテリーの持続時間が短い事を除けば使い勝手は上場です。
そして今回は、ペン型ドリルに専用のドリルスタンドが付属している「SDS ULTRA Mini Electric Drill Pen」をご紹介致します。
ドリルスタンドがあるメリット
今回紹介するペン型ドリル「SDS ULTRA Mini Electric Drill Pen」にはドリルスタンドが付属しているのが最大の魅力です。
と言うのも手持ちでの穴開け作業は、薄い板などに穴を開けると言った様な場合であれば何の問題もないのですが、厚みのある材料に穴を開けると言った際に、ドリルを材料に深く差し込んだ時に真っ直ぐにドリルを差し込めるかと言うと、材料が硬く力をこめてドリルを差し込まないといけないと言った場合は特に斜めに倒れてしまい真っ直ぐ同じサイズで穴を開ける事が難しくなります。
そう言った場合にスタンドがあると確実に真っ直ぐにドリルの刃を材料に差し込めますし、ドリルもゆっくりと差し込めますので、材料を傷めません。
ただこの「SDS ULTRA Mini Electric Drill Pen」で気を付けなければいけないのはスタンドのストロークで、1番高い位置で83mm、下がって33mmですので、83mm以上の厚みがあるものはスタンドを使った穴開けはできませんし、穴を開けて貫通させたい場合、33mm高までしかドリルの刃が下がらないので、貫通させたい場合は、台などを使ってかさ上げする必要があります。
マウントが回転するドリルスタンド
そしてドリルスタンドにおいては何とヘッド、マウント部分が360°自由に回転する事ができる様になっています。
これは非常に便利と言うか有難い機能で、例えば45°傾斜をつけた穴を開けたいと言った場合、材料を45°傾けて垂直にドリルを入れるか、この「SDS ULTRA Mini Electric Drill Pen」の様に手持ちで使えるリューターやドリルですとドリルの刃を45°、手持ちで傾けて刃を入れますが、どちらにしても正確に穴が開けられる確率は非常に低く、四角形の角から角へ穴を通すなんて手持ちでは到底無理です。
ですが角度を固定できるのであれば材料さえ動かなければ同じ角度で穴を開け、そして貫通させる事もできますので、真横や真上にドリルの刃を向けて穴を開けると言った事はほぼほぼないかもしれませんが、この機能はとても魅力です。
ワンタッチ脱着のドリル刃
またペン型ドリルとしての性能はと言えば、スピードは300rpm、400rpm、500rpm、600rpmの4段階にスピードは変える事ができ、最大トルクは2.3 kgf. cmになります。
また先端にはLEDライトが内蔵されており材料を明るく照らし出せますので細かな作業もし易く考えられています。
そしてこのペン型ドリルには0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.8mm、2.0mm、2.2mmの10サイズドリル刃が付属しているのですが、刃にサイズを刻印した銘板が取り付けてありますので刃が探しやすくなっていますし、刃もチャックではなく専用の固定具が使われており、簡単にワンタッチで刃も交換できる様になっていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/arrowmax/sds-plus-mini-electric-drill-pen-with-benchtop-press
この記事へのコメントはありません。