みなさんはスピーカーの構造がどうなっているのかご存じでしょうか?おそらく、小学校や中学校の理科の授業や技術の授業で電磁石を作って釘等の金属を実際にくっつけると言う実験はやった事があると思いますが、中には紙コップを使った”紙コップスピーカー”を作った事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそもスピーカーの構造は100年前から変化しておりません。コーンと呼ばれる振動板(紙コップスピーカーではコップの底が振動板になります)の底に永久磁石を貼り付け、そして輪っか状に巻いた電線を永久磁石を取り囲む様に取り付ければスピーカーが出来上がり、これに音声信号を流す事でコイルに電流が流れそして磁界が発生し、その磁界に永久磁石が引き寄せられたり反発したりする事で振動板も一緒になって動きますので、それが空気を振るわせて音波となって音になって耳に届きます。
ですからスピーカーには必ずコイルそして永久磁石と言うものが必要で、これが足かせになって特にイヤホンの小型化のネックとなっていたのですが、近年グラフェンコートと言うダイヤモンドより硬い、電圧を加えるだけで伸縮する素材が発見され、それを利用したイヤホンが今回紹介するこの「Alien」と言うBluetoothイヤホンになります。
ではグラフェンコートを使う事でどう言うメリットが生まれるのかと言いますと、まず大容量のバッテリーを搭載する事ができますし、もし容量の大きなバッテリーを搭載していなくても消費電力は普通のコイルと電磁石を利用したスピーカーと比較して半分以下(設計の仕方により差は出て来ます)ですので、単純に考えてもスピーカーを入れ替えるだけで倍の再生時間を確保する事ができるのです。
ですからこの「Alien」ではカナル型イヤホンとしては4.5時間(通常、同サイズのカナル型Bluetoothイヤホンですと2.5~3時間が標準的な再生時間です)と言う驚異のロングライフ設計になっています。それにプラスしてワイヤレス充電ベースを兼ねたケースを一緒に持ち歩く事で更に30時間も再生時間を延長する事ができるのです。
そして肝心の音質はと言いますとこれも申し分ありません。普通のスピーカーの場合、人間の可聴域である20Hz~20kHz全てを1つのスピーカーでカバーすると言う事はできません。それは単純に言うどんなモノにでも固有振動数と言うものがあり、叩くとある一定の速度で震えます。一番良い例が楽器の調律や演奏で使う”音叉”です。一見同じ様に見えるU字型の棒も叩くと全く違う音を出しますが、それと同じでスピーカーに用いる振動板も高い音を出すのが得意な素材、そして低い音を出すのが得意な素材がそれぞれあるので、1つのスピーカーでは人間の可聴域全てをカバーする事ができず、たいてい中高域と呼ばれる2kHz~12kHzあたりまでの音を再生できるスピーカーをイヤホンでは採用しているので、お腹にズンズンと響く様な低音域の音が再生できずにシャカシャカと言う様な高く軽い音しか出ないのですが、このグラフェンコートと言う素材には固有振動と言う様な概念はなく電圧を加える事で自ら伸縮して音波を発生する事ができますので、その再生周波数は20Hz~40kHzとも70kHzとも言われ人間の可聴域を遙かに超えています。
そしてそれに加えてアクティブノイズキャンセラー(除去したい音の逆相の音波を自動再生する事でノイズを消し去る技術です)を搭載していますので、周囲の雑音や騒音に関係とは無縁の静かな世界を作りサウンドに没頭する事ができる様にもなっています。
次に操作性ですが、防汗性能を確保する為にスイッチ類は設けておらず、ケースからイヤホンを出すと自動的に電源はONになりすぐにスマートフォンやメディアプレイヤーとペアリングされますし、イヤホンをケースに戻す事で電源は自動的にOFFになり自動充電が開始されるなど殆ど操作する必要性はありませんし、電話の応答もイヤホンをワンタップすればオフフックする事ができたり、音楽再生中もタップの回数によって操作できるなど耳元でゴソゴソとスイッチを探さなくても良い仕様となっていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://igg.me/at/alienearbuds/x/7929074
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