みなさんは電気毛布の様にヒーターが内蔵されたジャンパーやダウンジャケットがあるのはご存じですか?試しにAmazonや楽天市場等の大手ECサイトで検索してみてもらえば、”えっこんなにたくさん売られていたの!!ビックリ!!”みたいな感じで驚かれるくらい今ではたくさんの種類があり、いくらヒートテックが温かいと言っても体温で温められた身体の周囲の空気を閉じ込めておくだけですのでじわじわとしか温まりませんが、自ら発熱して温めてくれるヒーター内臓のジャケットやダウンジャケットには到底かないませんし、その実力は寒ければ寒い所でその実力を発揮するのですが、たいていのヒーター内臓のジャケットは胸か背中、そうか背中だけにしかヒーターが入っておらず、肩から指先にかけてが特に寒いのですが、今回紹介するジャケット「RUGGED」は手首にもヒーターを内蔵していますので、手袋をしていなくても手先までポカポカです。
ところでみなさんは熱がある時にどう言う場所を冷やしますか?昔は熱が出ると頭を冷やしたりしましたが、今では頭ではなく脇の下や首、そして太ももの内側などに保冷剤を当てて冷やします。これはこの部分にある太い血管が比較的皮膚の表面に近い部分にあり、そこを冷やす事で血管の中を流れる血液を冷やしてその冷えた血液が全身を巡る事で効率的に身体全体を冷やす事ができるからと言う事が分かったからです。
ですから夏の暑い時でもクーラーの効いた部屋の中にいなくても、こう言った場所を集中的に冷やす事で実は体温は下がり汗も出なくなりますし、冬場は冬場でこう言う場所を温める事で身体がポカポカと温まると言うわけなのです。
ただどうしても寒いと肩がすくみ腕もあまり動かさないので身体はポカポカしているのだけれど腕を動かさないと血液循環も滞ってしまい、筋肉を動かす事による発熱も抑えられてしまいますので肩から指先にかけては徐々に冷えて行って指先がとても冷たいと言う様な事はよくありますが、この「RUGGED」は手首を温める事でどんなに温かいと言われている上着を着ても必ず冷えてしまう肩から指先にかけてをポカポカと温めます。
ではどうして手首を温めると肩まで温まるのか?それは前述した血管の場所が関係しています。手首と言うと脈を見る場所である事からもわかる通り、肌に近い場所に血管があり、実はこの手首を温めたり冷やしたりしても脇の下や首と同じ様に身体を温めたり冷やしたりする事ができますのでここを温めるのはとても利にかなっており、手首で温めたれた血液はその温かさを保ったまま指先にまで行きますので、雪がチラチラとしていても指先はポカポカで、水仕事も指先は冷えはしますが、すぐに温まりますので冬場の水仕事も今までよりはずっと楽になります。
ところでヒーター内蔵でこの「RUGGED」を着るとポカポカと温まるのはお分かりになったかと思いますが、実際のところどのくらいの加熱能力があるのかと言いますと、この「RUGGED」の加熱能力の最低温度は−15℃なのですが、この温度で最大12℃まで加熱する事ができますので、実質約30℃も加熱できる事になります。ですから最低気温が0℃とすれば、HIGHモードで加熱してやれば「RUGGED」の中は真夏の暑さにまでなると言うわけです。
次に気になるのはバッテリーの持ちでしょう。専用の容量10,050mAhの12Vバッテリーがこの「RUGGED」には用意されているのですが、加熱モードHIGHモードで最大2.2時間、MEDIUMモードで3.5時間、LOWモードで6.5時間加熱し続ける事ができ、バッテリーは最大2個まで専用ポケットに入れて持ち歩く事ができますので、2個装備すればLOWモードで我慢すればほぼまる1日、外で仕事をしてもポカポカでいられます。またこのバッテリーにはUSB出力端子が備わっており、スマートフォンの充電にも対応しています。
またこの他にもアクセスのしやすい多機能なポケットも多数ありますので、デザインやサイズ(XSから3XLまでの7サイズ)とあわせて詳細は下記URLにて確認して下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/ravean/rugged-off-road-all-terrain-any-weather-heated-jac
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