現在は昔では考えられないくらいコンピュータの処理速度が向上し、一昔前なら数秒の動画にモザイクをかけるに何日もかけないと映像処理できなかったのもが、今では映像には映っていないモノを合成したり、映像に合わせて違和感なく動かす事だって簡単にできてしまいますし、逆に映像から不要な物体をリアルタイムで抜き出し、そして抜いた部分に違和感のない風景を描画して合成する事だって簡単にパソコンでできたりしてしまう時代です。
ですがそこであえて、デジタルでの鮮明な処理ではなく、アナログ感を全面に出す事で見る人、見る人で違った印象を与える様な味のある写真や動画が撮影できる各社一眼レフやミラーレスカメラで使う事のできるピンホールレンズ「Pinhole Pro S」を今回はご紹介致します。
ではピンホールレンズとは一体何なのか?と言いますと、言い方は適切ではないかもしれませんが、穴の空いた板(ここではアルミ板に0.26mm, 0.14mmと言う極小の穴が開けられています)が1枚ついただけのレンズで、複数の凸レンズや凹レンズを組み合わせて作られた普通のレンズとは大きく異なっています。
普通のレンズは複数のレンズを組み合わせる事でレンズを通して入って来た光を一点に集めますので、レンズの焦点の合っている部分はクッキリと写りますが、焦点の合っていない場所の映像はボヤけて写ります。
一方、ピンホールレンズは穴を通して入って来た光がそのまま直進して投影されますので、焦点と言うものが存在しません。言うなれば私たちが眼で見ている風景、そのままを映し出すレンズだと思ってもらえば良いかもしれません。
ですからピンホールレンズで撮影した写真と言うのは普通のカメラが平面的な空間を抜き出した様な感じを覚えるのに対して、ピンホールレンズで撮影した写真は今の3D写真と変わらない奥行きを感じさせる写真を撮影する事ができるのです。
そして今回リリーすされるのは”Pinhole Pro S37″と言う焦点距離が37mmで、画角が60°のレンズと”Pinhole Pro S11”と言う焦点距離が11mmで画角が120°の2種類のレンズです。
と言っても写真の専門家やレンズに詳しい方でないとピンと来ないかもしれませんが、レンズの違いを簡単に感じて頂くなら、親指と人差し指で輪を作り、その穴をできるだけ小さくして眼に近づけてみて下さい。
指で作った輪を通した風景を見て頂くと、輪が近づけば目の前に広がる風景は広がり、そして輪を遠ざけると指が邪魔をして狭い範囲の風景しか見る事ができませんよね。
それが指で作った輪と眼の距離が言うなれば焦点距離で、見えた風景が画角と言う事になるのです。そしてその指で作った輪を通して見えた風景がピンホールレンズを通して撮影した映像になるわけです。
そしてもう1つ、昔はピンホールレンズを使って写真しか撮影する事ができませんでした。ですが今ではデジタル一眼レフやミラーレスカメラには普通に動画撮影機能がありますので、昔では表現できなかったボケ気味の動画を撮影する事が、今回「Pinhole Pro S」を使う事で撮影する事ができますので、ちょっとワクワクしたりしませんか?
なお詳細につきましては下記URLにてご確認下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/bozzou/pinhole-pro-s-worlds-widest-professional-pinhole-l
https://igg.me/at/pinholepros/x/7929074
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