フィギュアやプラモデルも最後にクオリティーを高め芸術作品にするか、それともただの工作物にするかはカラーリングにかかっています。
ですからクオリティーを追求する方はオリジナルのカラーを忠実に再現して塗装されるワケですが、その調色がまた職人技を要する作業で、どの色を何mlとメモを取って調色していれば次から同じレシピで調色すれば同じ色が出せたりもするのですが、目分量で調色していたのでは途中で塗料がなくなった時が最悪です。
うまくカラーが出せてラッキー、普通はなかなか同じ色を出すなんて事は大変なので、妥協するか塗った塗料を一度落としてから再度塗るかと言う選択肢を迫られます。
そう言う時にこの自動調色マシン「Chronocolor」があれば、カラー番号を指定するだけで、安定した同じ色の塗料を調色して作る事ができます。
そしてこの「Chronocolor」の一番のメリットは市販の塗料を使って調色できる所です。
よくこう言うデバイスの場合、インクジェットプリンタの様に専用の塗料が用意されていて専用の塗料でないと調色できないと言った事がよくあるのですが、この「Chronocolor」では、”Currently Dupont”,”Createx”,”Vallejo”,”Badger colors”そして我々に最も馴染み深いタミヤカラーが使えます!!
しかもこの「Chronocolor」の更に良い所は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ホワイトの4色しかいらないと言う事です。つまりこの4色でインクジェットプリンターの様にフルカラー全色を調色してくれると言う事なのです。
これによりまず、カラーのストックがたった4色でよくなり金銭的な負担が減るばかりか、塗料の入った瓶や容器を置いておく為の場所が空きますので、その場所を有効に使えます。更には殆ど使わないカラーを購入して長年放置した後に捨てると言う無駄もなくなります。
では実際の使い方はと言いますと、まずはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ホワイトの4色をタンクに詰めた後に、調色したカラーを入れておく瓶をセットし、タッチパネルで調色する色の色番号を入れます。
色番号はパントンカラー、ラルカラーのカラーチャートを見て番号を入力するか、”EVO”そして”PRO”バージョンでは自分で調色して1600万色どの色でも作る事ができます。
そしてスタートボタンを押せばあっと言う間に調色されたカラーが出来上がり、これまで苦労して調色していた事がバカらしく思えるでしょう。
また1度に調色して作る事のできる塗料は”STANDARD”,”EVO”バージョンで20mlで”PRO”バージョンでは8ml〜100mlと調色する量も調整できますので、本当に様々な色を少しずつ使ってフィギュアやプラモデル等を塗装すると言う方であれば”PRO”バージョンが無駄がなくて良いのではないでしょうか?
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。