自宅では空気清浄機を動かし、PM2.5をはじめとする有害物質に対して敏感なのに対して車はと言うとあまり気にしない方が多いのではないでしょうか?
最近の高級車はプラズマクラスターだのナノイーだの、と言う空気清浄機能を標準でビルトインしたものも多く、搭載している事で安心している面はあるかもしれません。
ですが1年もエアコンフィルターを交換しなければ結構真っ黒に汚れていますし、ホコリの他に植物の種などもフィルターに付着しているのを見ると汚れた外気を取り入れているのがわかりますし、エアコンフィルターでTVOC(Total Volatile Organic Compounds:総揮発性有機化合物)は除去できません。
ですがそれら身体に有害な目に見えません。そこでそれを可視化する事で自分の身は自分で守る様にする意識付けるスマホホルダー「CLIPAD」を今回はご紹介致します。
このTVOCは吸入し続ける事で人体に悪影響(健康被害)を及ぼすことがあると言われている揮発性の化学物質の事で、もちろん目で見る事はできません。
そしてこのTVOCの中にはトルエンやアセトアルデヒト、ホルムアルデヒトと言ったシックハウス症候群の原因物質として取り上げられて有名な物質を含んでおり、家の中同様、長距離、長時間運転をされる方は気を付けなければいけませんし、車にも多種多様な樹脂パーツが使われており、外気に含まれていなくても車そのものがそう言う物質を発生させているかもしれませんのでこれら物質がどれくらいの濃度で車内の存在するのか可視化する意義はとてもあります。
そしてそのモニターをQiワイヤレス充電機能を搭載したスマートフォンフォルダーと合体させエアコンの吹き出し口に取付る様に仕向けたこの「CLIPAD」はなかなかのアイデアです。
エアコンの吹き出し口からは車内を循環した空気の他に外から取込みエアコンフィルターで清浄された空気が混ざって(車内循環にしていても完全に密閉されているわけではなく外気を取り込んでいます)出されますので、その出口にエアモニターを置いたのは正解と言えます。
また計測した結果はスマートフォンではなく車載ホルダーに埋め込まれたディスプレイに表示する様にしたのもポイントで、これならスマートフォンを充電していない時でもリアルタイムに空気の吹き出し口から出て来る空気が汚れているのか数値と音(汚れが酷ければ音でも警告されます)で知らせてくれますので、運転中に空気の状態が気になって「CLIPAD」を注視して危険な目に合う事もないでしょう。
更にQIワイヤレス充電に関しては最大10Wの急速充電に対応しているのですが、実はワイヤレス充電は非常に熱損失が多く充電パットが非常に熱くなります。
また発熱する事で充電性能が落ちますので冷却する必要があるのですが、この「CLIPAD」はエアコンの吹き出しに差さっていると言う事で冷房している時期は車内を冷房すると同時にこの「CLIPAD」も冷却して最高の充電性能を発揮できると言うわけです。
ただ寒い時期で暖房をつける場合は吹き出し口から温風が出て来ると充電性能が落ちますのでお気を付け下さい。
そして詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/mipowusa/clipad-first-wireless-fast-car-charger-with-air-mo
この記事へのコメントはありません。