みなさんはコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)ってご存じですか?
最近、画質が低く古びた感じの画像が撮影できるのがエモいと言う事でZ世代やα世代に人気のコンデジですが、現在カメラの主流と言えば一眼レフやミラーレス、アクションカメラで、コンデジと言うジャンルのカメラは製品としては存在しますが、家電量販店の売り場でもあまり見かけないの現状です。
とはいえコンデジはそのコンパクトさから携帯し易く、サッっと取り出して撮影できるのが良い所なのですが、基本的にはレンズ交換は出来ずズーム機能はあっても撮影した画像と言うのは画一的になってしまいがちになります。
そこで今回は、コンデジのコンパクトさにレンズ交換できる事で拡張性を持ったマイクロミラーレスカメラ「Yashica – I’m Back」をご紹介致します。
マニュアルフォーカスとレンズ群
今回紹介するマイクロミラーレスカメラ「Yashica – I’m Back」は1200万画素のソニーIMX117センサーを採用したカメラでモニターは180°開く事が出来る様になっており、一般的なミラーレスカメラ同様にモニターをレンズ側に向ける事で簡単に自撮りも出来る様になっているのですが、実はこのカメラは製品価格を抑える為にオートフォーカス機能を搭載していないのです。
つまりこのカメラは昔ながらのレンズ側のリングを回してピントを合わせると言う方式を取っていますので、ピントをしっかりと合わせてクッキリとした写真を撮影する事もできれば、ほんの少しピントをズラしてボケ気味の写真を撮影したりと言うのが簡単に出来るのがマニュアルフォーカスの良い所で、もちろん多重露光などの技術と合わせて使用する事で今のカメラでは難しい様なマニュアルフォーカスならではの写真の撮影が可能です。
そしてこのカメラには、
ワイドレンズ:35mm換算で言えば焦点距離20mm、画角75°のレンズ
ノーマルレンズ:35mm換算で焦点距離50mm、画角47°の固定焦点レンズ
望遠レンズ:35mm換算で焦点距離150mm
と言う3つのレンズが用意されており、様々な構図の写真の撮影が可能となっています。
アクションカメラに近い利便性
次に多くのミラーレスカメラが撮影した画像を利用する場合、ケーブルでカメラと接続するか、メモリーカードを抜きカードリーダーなどを使って画像を取り込まなければならないのに対してこのマイクロカメラにはWiFiによる接続機能を提供しています。
つまりこのマイクロミラーレスカメラでは、スマートフォンをWiFiでダイレクトにカメラに接続する事で撮影したばかりのメモリーに保存された画像を閲覧する事ができるだけでなく、WiFiを使って高速にスマートフォンへとダウンロードする事が出来る様になっており、撮影した画像を使ってすぐにSNSに投稿したりする事が簡単に出来る様になっています。
レンズアダプター
更にこの「Yashica – I’m Back」には、ニコンやキャノン、ソニーなどのレンズが利用できる様にレンズアダプターのリリースを予定しており、既に所持しているレンズをこのマイクロミラーレスカメラでも利用できますので、レンズだけでなくレンズフィルターなどと組み合わせる事で「Yashica – I’m Back」独特な画像を撮影する事ができます。
そしてまたこのカメラにはカメラとレンズの他に標準で三脚にもなるカメラホルダーの他、自撮りなどを行う際に便利なリモコンなども付属していますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/samellos/micro-mirrorless-yashica-im-back
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