みなさんは語学は得意ですか?
10年も前なら学校で外国の方と接するなんて事は滅多とありませんでしたが、今では仕事の関係や留学で日本に来る外国人の方も多く、海外の方とどうしても接しなければならなくなっていますので、語学が苦手だからと言う言い訳は通用しなくなって来ています。
しかも相手の外国の方が私達日本人が小さい頃から習っている英語を話してくれると多少なりとも理解できるのですが、自分の出身国の言葉しか話す事ができない中国や東南アジア地域から日本へ仕事でやって来ている方とコミュニケーションを取るのはとても大変です。
ただ最近はトラベル用の翻訳機があったり、スマートフォンでも音声翻訳アプリ等を使っても会話できますので、スマートフォンがなかった時代と比べると非常にコミュニケーションが取りやすくなっていますが、これらデバイスはなかなかシームレスに会話ができるかと言うとそうではありません。
そしてその1つの大きな問題が音声認識です。
みなさんもSiriの様な音声アシスタントを利用する時に近くでテレビが側で鳴っていたり、人混みの多い場所だったりするとなかなか話した言葉を正しく音声認識して文字起こしされないと言う場面に出くわした事があるでしょう。
それが音声翻訳に頼った会話の場だとしたら、会話が続かなくて本当に困ってしまいますよね。
そこで今回はそう言うスマートフォンでは正しく音を拾えない場所でもしっかりと声を拾い会話の手助けをしてくれる音声翻訳ワイヤレスイヤホン「Ambassador」をご紹介致します。
最大4言語を話す4人と会話
まずこの「Ambassador」の動作原理ですが、ワイヤレスイヤホンである「Ambassador」そのものには音声認識や翻訳機能が備わっていると言う訳ではなく、あくまでも音声認識と翻訳を行う(正確にはクラウドエンジンを使って音声認識と翻訳を行っていますので、スマートフォンはインターネットに接続された状態にある事が前提です)のはスマートフォンで、この「Ambassador」はマイク付きのイヤホンとして機能しているだけです。
ただこの「Ambassador」の便利な所は、お互いの「Ambassador」が通信し合う事で最大4台の「Ambassador」を1台のスマートフォンと接続する事ができ1台のスマートフォンで誰かが話した言葉を翻訳して他の3台の「Ambassador」に自動翻訳した内容を同時に再生する事ができる所で、それぞれ英語、中国語、日本語、フランス語と言った自国語しか理解できない方が4人集まっていたとしてもこの「Ambassador」を使う事で立派に会話が成立する所です。
リッスンモード
そしてこの「Ambassador」のマイクは何と2.5m先の話し声を正確に拾う能力を持っており、リッスンモードと言って周囲の方が話している会話の内容を拾って自国語に翻訳してくれると言う機能も持っています。
この機能が一番生かされるのが留学した時や、海外出張へ行って会議に出る様な時でしょう。音声認識する言語は指定しなければなりませんので複数の言語を自動的に認識して翻訳すると言う様な事はできませんが、相手や周囲の方が話す言語が決まっている時等はこのリッスンモードを使えば会話が聞き取れなくても心配する必要はありません。
レクチャーモード
そして次に紹介するのはレクチャーモードです。
これは多くの英語しか理解できない方にギャラリーに対して日本語でレクチャーすると言った様な場面で、日本語で話した内容をスマートフォンのスピーカーやスマートフォンに繋げたスピーカーシステムから日本語から英語に音声翻訳した内容を再生する事で相手に理解してもらう事ができますので、英語ができからと言って講師を断る事はありません。この「Ambassador」が日本語を翻訳してくれます。
そしてこの「Ambassador」のもう1つ良い点はイヤホンではなくオーバーヘッド型のヘッドホンの様に耳を塞ぐ様な構造になっている事です。
つまりどう言う事かと言いますと、周囲の雑音が高いとどうしてもイヤホンでは周囲のノイズがイヤホンの隙間から耳の中に入って来てかき消されてしまいますが、耳を覆いそして大口径のスピーカーを搭載しているこの「Ambassador」なら騒音の多い工事現場でもクリアに聞き取る事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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