バイクに乗っていると毎度のことながら自然の厳しさをヒシヒシと感じます。
特に冬の身体に突き刺さる様な冷たい風は、いくら風を通さないライダースーツを着ていてもスーツの上から刺さるのがよく分かりますし、夏の暑さよりも堪えます。
そしてそれ以上に自然の厳しさを感じるのは雨です。雨が降るとヘルメットには当然水滴が付着しますし、たとえ撥水加工していてもバイザーから綺麗に水滴がなくなる訳ではなく多少は残っており視界を悪くするのですが、暗くなって来てライトを点灯しだすと、対向車のヘッドライトの光が水滴で乱反射して更に見づらくなり、雨脚が酷いと恐怖すら覚えます。
そこで今回はその雨の日の見づらさを解消するヘルメット用ワイパー「WiPEY」をご紹介致します。
超小型なので首にも優しい
このヘルメット用ワイパー「WiPEY」の最大の特徴と言うかメリットはその小ささです。
同ジャンルのヘルメット用のワイパーシステムは他にもあり多くはヘルメットの頭の上に取り付けるのですが、大きくて重いのでワイパーを動かした時にモーターとワイパーブレードの慣性で大きくはありませんが首に衝撃を受けるのです。
しかもワイパー部分が脱着できたとしても台座はそのままヘルメットに貼り付けたままなので気にならない方は良いのですが気になる方はとても気になります。
ところがこの「WiPEY」はバイザー部分に挟み込むだけのワイパーで、雨が降っていなければ完全に外しておく事ができますのでヘルメットの外観を損ねませんし、ただでさえ重くて首に負担をかけるヘルメットの重量を更に重くさせないのもメリットです。
ただバイザーに挟み込みますのでバイザーの上にツバがついた様なよくモノクロスのライダーが着用する様なヘルメットや、バイザーの縦の長さが10cmに満たないヘルメットには取付はできてもワイパーブレードが引っ掛かったりして動かない事もありますので要注意です。
動作モードは2種類
次にこの「WiPEY」の動作モードは2種類あり、スイッチを短く押すとワイパーが1度だけ動いて元の位置に戻ります。
そして長押しする事で連続動作し、再び長押しするまでワイパーは動作します。そしてワイパーのインターバル時間はボタンを押す事で1→3→6秒と変える事ができますので雨の降り方によって調整できる様にもなっています。
またこの「WiPEY」はCR123Aと言うよくコンパクトカメラで使われている電池を電源として使用しており、6秒の間欠動作で連続役12時間、1秒間欠で3時間の連続動作が可能です。
オプションでハンドルを握ったままでも
そしてこの「WiPEY」には高速道路を走行中の様なハンドルから手を離してバイザーまで手を持って行くのが難しい様な時にオプションとしてハンドルに取り付けられるワイヤレスリモコンが用意されており安全にワイパーを操作する事ができオススメですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/wipey/the-wipey-mini-electric-wiper-made-for-bikers
動画を見てすぐにでも欲しいと思っています。
コンパクトで操作もしやすそうなので雨の日の必需品です。
値段は少し高めですがそれでも、手に入れる方法があったら教えてください。
indiegogoと言う下記クラウドファウンディングサイトにて注文は受付中です。
https://igg.me/at/wipey/x/7929074#/
まだ商品出荷段階までは行っておらずすぐに商品が入手できると言うわけではないので、ご注意下さい。