PCで作業する際にマルチモニターと言って複数のモニターを置いて作業すると言う作業の仕方があります。
マルチモニターの環境で仕事をされた事がない方はそんなにいくつもモニターって必要なの?って思われるかもしれませんが、例えば何かPCに表示した資料を見ながらパワーポイントを作ったりする様な場合、文章や表、画像等を貼り付けたりする際に画面を2分割すると言う方法とウィンドウを切り替えてと言うやり方の2通りがあります。
が前者の2分割は作業スペースが小さくて見辛くなりますし、ウィンドウを切り替えてと言うのも切り替えると言うのも、資料を見ながら打ち込む様な場合、ちょっと文章を覚えてはウインドウを切り替えて入力し、また資料を表示させてまた切り替えてと作業ペースがどうしても切替る操作の分だけ遅くなります。
一方マルチモニターにすれば別のモニターを資料を表示させたままにできるので切り替える必要がありませんし、データをコピー&ペーストしたりするのでも作業スペースが大きいのでとりあえずコピーしておいてから後から位置を補正するのではなく、最初から位置を決めてコピー&ペースト等ができ余分な作業が減りますのでとても効率良く作業を行う事が可能です。
そこで今回はノートPCに脱着可能なトリプルディスプレイ「TRIO」をご紹介致します。
画面が3枚になる魅力
この「TRIO」は既にリリースしている”DUO”と言うノートPCに貼り付けてツインモニター化するモニターをハウジング(ケース)を新たに設計し直す事でトリプルモニター化できる様にした製品で、”DUO”の時は12.5インチのモニターのみでしたが、この「TRIO」では12.5インチの他に14インチ(15インチディスプレイ搭載のノートPC用)用の「TRIO Pro」もラインナップされています。
そしてモニターはツインでもトリプルでもどちらでも使える様に工夫されており、1台はノートPCのディスプレイのバックパネルに専用の固定マグネットを貼り付けて取り付けるのですが(磁石での取り付けなので脱着は容易です)、もう1枚の2枚目の拡張ディスプレイは金具で先に取り付けたディスプレイに固定する形となります。
そしてディスプレイはスライドして引き出す様な構造になっていますので、2枚重ねたディスプレがお互い干渉してディスプレイの設置に手間がかかると言う様な事がない用に工夫されていますし、スライドするだけでなディスプレイは角度を変える事が可能で最大で270°、つまり回転させて裏向きにする事もできますでの、打合せ等で同じ画面を見ながら説明すると言う様な時にもお互い並んで同じ画面を見たりせず、対面に座って説明できるので便利です。
ソースを見るのに最適な縦置き
またこのモニターはスマートフォンの用に画面の向きを横から縦、縦から横へと変えると自動的に画面を90°回転させてくれますので、A4の縦書きの資料を画面に表示させて作業する様な場合もスクロールの量が減る上に全体的に資料を見渡す事ができるので仕事が捗りますし、プログラミングなども縦置きの方が行数を多く表示させる事ができますのでデバッグ作業する様な際にし易くなります。
また縦置きの際はハウジングが台となって自立する様にも工夫されています。
USB-Cケーブル1本で接続
そしてこのモニター、インタフェースはUSB-Cのみで、USB-Cケーブル1本でノートPCと接続する事ができるのですが、ノートPCをバッテリーで使っている時はちょっと注意が必要です。このモニター1台あたり4.5W、2台で最大9Wの電力を消費しますので、その分バッテリーの減りが早くなります。
また「TRIO Pro」の14インチで1枚あたり約820g、2枚で1,640gもの重さになり、膝上に乗せて作業する事は可能ですが、かなり重くなる上に作業によってはPCの発熱も大きくなるので太ももの低温火傷には気を付けましょう。
またこの「TRIO」は取り付けたままノートPCケースに収納して移動する事も想定して設計されており、使い終わったら外すと言う面倒な事もなく便利ですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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