USB-Cコネクタ搭載のノートPCでは、多くのPCからUSB端子やHDMI等の映像端子、有線LANへ接続する為のRJ-45ジャック等がなくなっています。
LANはスマートフォンの普及のお陰でどこでもWiFi化されていますのでWiFi通信モジュールを搭載していればインターネットへの接続には困らない環境にあるからなのですが、HDMIはUSB-CとHDMIの接続ケーブル使えばにモニターが接続できますし、USB-AコネクタにしてもUSB-Cとの変換ケーブルがあれば今までのUSB機器もそのままダイレクトに接続できるからです。
その上、ノートPC等は高さのあるコネクタを内蔵しなくて良く、ノートPC本体を薄く軽く作る事ができると言うメリットがあります。
ですが使う側としてもメリットがない訳ではありません。1台USB-Cマルチハブを買い、そこにモニターであるとか、USBキーボードやマウス、USB接続のプリンター等を接続しておけば、USB-CハブとPCをUSB-Cケーブル1本で接続すれば全ての装置を利用する事ができますので、今までの様にたくさんのコネクターを差し込んだり外したりと言う手間がなくなります。
そこで今回はUSB-Cマルチハブを紹介するのですが、古く使わなくなったVGA接続のモニターを復活させて利用する事のできる「TitanHub」をご紹介致します。
HDMIやDisplayPortのないモニターが眠っている方へ
この「TitanHub」にはこれまでのUSB-Cマルチハブには内蔵されていなかったVGAコネクタ(通称:D-Sub15)が1ポート備えられています。
最近PCを始められた方にとっては”これ何?”と言われそうなコネクタなのですが、10年ほど前はモニターとの接続にはD-Sub15かDVIが主流でHDMIは高級なモニターにしか備わっていなかったのですが、今では逆にこのD-SubやDVIコネクタを備えたモニターの方が珍しく、モニターとの接続はHDMIとDP(DisplayPort)がメインで、USB-Cコネクタを備えたモニターもちらほらと出て来ているのが現状です。
そんな超古いD−Subポートを備えた「TitanHub」は古くて倉庫の中に眠っているモニターを再活用させる事ができるだけでなく、狭いノートPCのデスクトップを拡張してより作業をし易くします。
そしてこの「TitanHub」にはHDMI端子も備えていますので、ノートPCのモニターと合わせて合計3つの画面、トリプルモニターで作業を行う事ができますのでその快適性はマルチモニターで作業をした事がある方ならよくお分かりになるはずです。
嬉しいUSB-C×2ポート
そしてその他のポートとしてUSB3.0に対応したポートを前後にそれぞれ2ポート、計4ポート備えていますので、USBキーボードやマウス、ペンタブ等を接続したままにできますし、4ポートもあればUSB3.0接続の外付けHDD等も複数台接続できます。
そしてこの「TitanHub」にはUSB-Cマルチハブにはない増設されたUSB-Cポートが2ポート装備されている為に「TitanHub」はドッキングステーションとも呼んでいるのですが、USB-Cポートを備えるメリットとしては、やはり高速でデータ転送ができますのでUSB-C接続のHDD等も高速で読み書きできますし、外付けのVGA(グラフィックボード)等も「TitanHub」に接続したまま利用できると言うメリットがあります。
またこの他にフロントにはSDカードとmicroSDカードのリーダーが各1スロット、3.5mmヘッドホンジャック、リアには1Gbps対応のLAN端子を備え、電源に関しては入力は出力100WまでのUSB-C PD(Power Deliver)に対応した電源に対応し、ノートPCへは最大70Wで充電する事が可能ですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。