スーパーやドラッグストア、ホームセンター等で最近よく見かける様になった次亜塩素酸水ですが、この次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは全く別物です。
どちらも強い塩素臭のする水ですが、よくプール等に入れたりする次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性で持続的で非常に強い殺菌力を持っており、カビキラー等の洗浄剤にも入っていて手につくと皮膚を溶かしてヌルッとしたりしますが、次亜塩素酸水は酸性の物質で、こちらはすぐに分解されてしまいますので次亜塩素酸ナトリウムの様な強い毒性はありません。
ですから最近、殺菌剤としてよくスーパーやドラッグストアで見かけるのですが、この次亜塩素酸水って効果の持ちが悪いと言う事はご存じでしたか?
市販で売られているものは塩を添加して電気分解されたものではないので、電気分解で作られた電解次亜塩素酸水の様に温度変化や時間経過、紫外線によってすぐにその能力を失い、ただの塩素臭の水にはすぐには変化しませんが、長期間保存しておくとやはり次第に効果は薄れて行きますし、ただ塩を電気分解しただけの水にン百円も払うのって馬鹿らしくはありませんか?
そこで今回は、常にフレッシュな次亜塩素酸水を作り散布する事のできるスプレーボトル「Egret EO Blaster」をご紹介致します。
大さじ1杯の塩と水道水で作れる次亜塩素酸水
この「Egret EO Blaster」は塩を大さじ1杯入れた後に水道水を給水し、スイッチを入れて60秒待つだけでフレッシュな次亜塩素酸水を作る事のできるスプレーボトルです。
散布もスイッチレバーを握るだけで自動的にモーターが回って次亜塩素酸水をノズルから散布しますので、広い範囲を殺菌したり消臭したりすると言った時に手が疲れないのがメリットです。
しかもたった大さじ1杯の塩と水道水だけで800mLもの次亜塩素酸水が作れるのですから、長い目で見るとコストパフォーマンスは良いですし、例えばノロウィルスに感染した家族が吐いたりした様な場合でも原価が安いので気にせず大量に撒いて殺菌できますので、ケチって残った残留物で家族の誰かがノロウィルスに感染する様な事もありません。
消臭にも使える次亜塩素酸水
そして次亜塩素酸水は消臭にも使えると言う特徴があります。
元々次亜塩素酸水は有機物に触れる事でそれら有機物の細胞膜であるとかタンパク質、核酸などを酸化により損傷を与える事で殺菌します。
つまり臭いの元となるバクテリア等も有機物ですから当然、次亜塩素酸水を作用させる事で殺菌されますので結果的に臭いの元となるバクテリアが死に臭いは出なくなります。
また次亜塩素酸ソーダと違うのは物質的に不安定ですぐに分解されますので塩素が残ったとしてもすぐに無害化されますので次亜塩素酸水をふったまま乾かしても大丈夫な点です。これが次亜塩素酸ソーダ(次亜塩素酸ナトリウム)なら長時間暴露させる事で漂白されたり腐食したりしますので結果的に流水で洗い流さなければいけませんが、次亜塩素酸水ならその必要がないので便利です。
残留農薬の除去にも有効
そして次亜塩素酸水は有機物である残留農薬も分解する能力がありますので、野菜の残留農薬を除去するのにも有効です。
またお肉や魚であれば定期的に振っておく事で食中毒を防ぐ事ができますし、残留物が気になるのであれば流水で洗い流せば綺麗に洗い流してから調理できますし、もちろんまな板や包丁の殺菌にも使えますので、料理中はキッチンに置いておくと何かと便利ですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/863476087/eo-blaster-next-generation-cleaner-and-deodorizer
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