最近、ノートやメモ帳で注目を集めているストーンペーパーと言う紙があります。
元々耐水性、耐候性がある事からポスターやパンフレットの表紙等に使われていたのですが、最近は濡れてもインクが滲まない破れないと言う事で価格は高いもののノートやメモ帳にも幅広く使われる様になっています。
そしてこのストーンペーパーは日本のメーカーが作っており、主成分として石灰石(炭酸カルシウム (CaCO₃))を主原料とし、高密度ポリエチレンが加えられています。
そんなストーンペーパーを使った小型のメモ帳の1つがNanobookで、耐環境性がとても強い事から広い支持を受けて多くの方に使われているのですが、ただ1つだけ苦手なものがあります。
それを今回紹介します「Nanobook2.0」はその唯一の欠点を克服し、何十年、何百年、何千年と言う時を経ていつまでも残るメモ帳になりました。
耐火性を持った「Nanobook2.0」
ところで消えない破れないストーンペーパーの唯一の欠点は燃えると言う欠点です。
主成分は石灰石なので燃えませんが、結合材として使われている高密度ポリエチレンは石油生成物ですので熱を加えると発火します。
ですがこの「Nanobook2.0」ではチタン合金製の表表紙と裏表紙でストーンペーパーをサンドイッチする事で、表表紙と裏表紙できっちりと覆われている状態であれば燃えないと言う特性を得たのです。
つまり炎が「Nanobook2.0」を囲んだとしてもチタン合金製の表表紙と裏表紙が炎がストーンペーパーに当たるのを防いでくれますのでこの「Nanobook2.0」は燃えないと言う事になります。
また、側面が無防備なのが気になる所ですが、バーナーの様なもので直接炎を側面から見えているストーンペーパーに当てない限り炎が乗り移る事はないので安心と言う訳です。
感熱紙の様にこすっても書ける
そして「Nanobook2.0」は書いたものが消えない上に、水に濡れても破れないと言うだけではありません。
硬いもの、つまりインクの出なくなったボールペンのペン先や芯のなくなったシャープペンシル、コインや鍵と言ったもので強く擦る事でストーンペーパーはレシートに使われている感熱紙の様に変色して文字や絵を残す事ができますので、ストーンペーパーは筆記用具がないと言う時もメモを残す事ができますのでとても便利なのです。
用紙は入替可能
そして「Nanobook2.0」はメモを切り取るのではなく簡単に取り外したり、そして新しいメモを加えたりする事ができる様に、リングではなくピンチの様な構造の結束金具でメモはまとめられています。
またメモはスモールサイズが横50mm×縦76mm、ミディアムサイズが横76mm×縦127mmの2サイズが用意されており、交換用のメモはスモールサイズが6パックで£12で、12,24パックが用意されており数が多くなるほど安くなります。
またミディアムサイズはパック数は同じで6パックが£21になり、白紙と方眼紙の2種類が用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。