Macユーザーの数を考えるとMac専用の周辺機器が少ないと言うのは致し方のない事なのですが、1番困るのはキーボードです。
他の周辺機器はマウスにしてもカードリーダー等にしてもMacで動けばWindows用を流用したとしても何ら支障はないのですが、キーボードだけはスペースキーの配置されている1番下段のキーにはMac用キーボードにはWindowsにはないcommandキーやoptionキー等があり、Macで動くと書いてなければ特殊なキーは、キーを押した時に出力されるコードがWindowsとは違うのでMacで使う事は不可能です。
ですからMacユーザーにはMac用のキーボードが必要なのですが、MacでFPSゲームをプレイしようとするとゲーミングキーボードの選択肢がほぼありません。
ですが最近はフォートナイトの様にMacでプレイできるFPSゲーム、やブラウザでプレイできるFPSゲーム等も増えて来ていますので、MacでFPSゲームをプレイしたいと思っておられる方も少なくないでしょう。
そこで今回は、「Keychron K6」と言うBluetoothでもUSB−Cでも使用可能なキーボードをご紹介致します。
13インチ MacBook Proサイズの68キー・Macレイアウト・キーボード
まずこの「Keychron K6」のキートップは見慣れたMacレイアウトになっておりスペーキー脇のcommandキーやoptionキーもしっかり備え、ファンクションキーのプリントもF1はモニター輝度アップ(明るさアップ)、F2キーは輝度ダウン、F3キーはMission Control、F4キーはLaunchpad起動とMac用(Windows用キーキャップも標準装備でWindowsユーザーの方もお使いになれます)になっています。
そして大きさはケースがアルミで作られたタイプのものは317mm×107mm×37mmで、プラスチック筐体のものは若干縦横が小さくて313mm×104mm×37mmとなっており、13インチMacBook Proの横幅304.1mm(16インチMacBook Proは357.9mm)とほぼ同じになりキーピッチもMacBook Proよりは幅が広くなっており指の大きな方でも隣合ったキーを押さない様に最小限のキーピッチは守っています。
交換できるキー
そしてこの「Keychron K6」ではキーが交換できる様になっており、CherryMX互換のGateronキーとLK Opticalから選択が可能となっています(Keychronのキーボードではこのチョイスがデフォルトになっています)。
そしてGateronキーは赤軸(押下荷重:45g, ストローク:4mm, 作動点:2mmで滑らかに動きクリック感のないキー)、青軸(押下荷重:60g, ストローク:4mm, 作動点:2.3mmでクリック感があり音のするキー)、茶軸(押下荷重:55g, ストローク:4mm, 作動点:2mmで滑らかに動きクリック感のあるキー)の3種類から選択する事ができます(黒軸、白軸、黄軸が好みの方はご自身で用意して交換する必要があります)。
LK Opticalも3種類から選択
そしてLK Opticalからも3種類、赤軸(押下荷重:40g, ストローク:4mm, 作動点:1.8mmで滑らかに動きクリック感のないキー)、青軸(押下荷重:50g, ストローク:4mm, 作動点:1.8mmでクリック感があり音のするキー)、茶軸(押下荷重:55g, ストローク:4mm, 作動点:2mmで滑らかに動きクリック感のあるキー)の3種類が用意されています。
ここでストロークと作動点が全て同じだと気付かれた方もおられると思いますが、オプティカルキーと言うのはLEDの発光部と受光部がキーの中に仕込まれていて、その光をキーを押し下げる事で遮るとキーが押されたと判定してその信号を出すと言うキーになります。
そしてオプティカルキーの良い所は応答速度が2msとGateronの様なメカニカルキーの5msと比べて非常に高速なので、応答の速さを要求されるゲームには非常に有利なキーだと言えます。
しかもメカニカルキーの様に接点にカーボンがたまって接触不良を起こす事がないと言うのもオプティカルキーのメリットです。
またGateronキーLK Optical共にバックライト付きキーになっており、白色バックライトがRGBフルカラーバックライトから選べる様になっています(フルカラーキーの場合、色をプログラムで制御する事はできません)。
Bluetoothでの連続使用はMAX70時間
そしてこの「Keychron K6」では4,000mAhものバッテリーを内蔵しており、バックライトONでも最大70時間、Bluetooth接続での使用が可能です。
また、バックライトをOFFにした状態ですと約4週間、つまり1ヶ月弱は充電フリーで使い続ける事ができますし、もちろんUSB-C電源で充電しながらワイヤレスで使うと言う事も可能です。
またBluetoothでもUSB−CでもMac/Windowsの他にAndroidスマートフォンやタブレット、そしてiPad等でも使え、Bluetoothは3台まで同時にペアリングが可能で切り替えて使える様になっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/keytron/keychron-k6-a-compact-65-wireless-mechanical-keyboard
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