最近ではノートPCもMacBook ProやMacBook Airの様にUSB-Cで充電するものが増えて来ており、昔ではモバイルバッテリーでノートPCを充電するなんて事は考えた事もありませんでしたが、今はモバイルバッテリーで充電できる時代です。
ただUSB-C PD(Power Deliver)に対応していればどの様なモバイルバッテリーでもノートPCを充電できるのかと言うとそうではなく、最低スペックが決められています。
例えばMacBook Airであれば最大出力が18Wもあれば充電できますが、MacBook Pro(13,15,16インチ)は30W以上の出力がなければ認識すらされず、更にMacBook Proを使いながらですと、バッテリーの充電状況にもよりますがそれ以上の出力能力を持っていないと厳しい場合もあります。
ですからノートPCを充電できる能力を持ったUSB-C PD出力を有するモバイルバッテリーの出力は高ければ高いほど良く、USB-C PDの最大出力は現在のところ100Wですので、100Wで充電できるのであれば短時間でノートPCのバッテリーを回復させる事ができ、その後にまた違うバッテリー残量の少ないデバイスを充電する事ができますので、非常に効率的にたくさんのバッテリーを充電する事ができるのです。
そこで今回は超パワフルなUSB-C PD100W出力機能を備えたモバイルバッテリー「Flash」をご紹介致します。
「Flash」の魅力的なスペック
ではまずは「Flash」の性能から見て行くのですが、この「Flash」は大きさが14.5cm x 8.2cm x 2.7cm、重さは470gとモバイルバッテリーとしては中型のバッテリーとなるのですが、バッテリー容量は20,000mAh(74Whr)とほぼほぼ16インチのMacBook Proを1回フル充電できる程の性能を持っています。
そして入出力ポートは次の3ポートで、
USB-C PD : 最大・入出力100W(5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20V/5A)
USB-A:最大40W出力(5V/4.5A, 9V/2A, 12V,/.5A, / 10V/4A : Huawei Super Charge 22.5W, Oppo, Oneplus VOOC Flash Charge SVOOC Super Flash charging 40W, Vivo VOOC 22.5W対応)
USB-A:最大18W出力(QualComm Quick Charge 3.0対応)
となっています。更にワイヤレス充電ユニットも内蔵し最大10W(iPhoneは7.5W)で急速充電できる他、AppleWatchを2.5Wで充電できる能力も持っていますので、Appleユーザーにとってはまさに最強とでも言うべきモバイルバッテリーです。
そして100W出力のUSB-C PD出力の能力を持っているUSB電源を使用してこの「Flash」を充電すれば空の状態から80%(16,000mAh)充電するのに有する時間はたったの25分、フル充電してもたった1時間しかかからないのです。
パススルー充電で4台のデバイスを同時充電
そしてこの「Flash」ではパススルー充電と言って、USB電源にこの「Flash」を接続している場合、「Flash」の内臓バッテリーを充電するよりも先に接続したデバイスを充電する機能を持っています。
つまり電源に接続しておけば全てのデバイスを仲良く均等に充電するのではなく、まず先に接続したデバイスを優先的に充電した後に後からじっくりと「Flash」を充電する事でユーザーのバッテリーに関するストレスを最小限にする様にしています。
テスラ自動車に搭載されているバッテリーを使用
そしてこの大きさで、このパワフルな出力を実現しているのがテスラ自動車にも使われている、21700サイズのリチウムポリマーグラフェンコンポジットバッテリーで、4本使われています。
つまり電気自動車にも使われているバッテリーがこのこの「Flash」にも使われていると言う事でこの性能にも納得できますし、かなりタイトな使い方をしても安心して使える安心感もあります。
そしてまた、通常リチウムポリマー電池の充電回数は500回前後が限度で、それ以上は充電容量が極端に低下して来たりしてするのですが、このテスラ車に使われているバッテリーは最大2000回の充放電に耐えられ「Flash」そのものも2年保証を謳っており長い目で見るとコストパフォーマンスの良いバッテリーと言えますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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