みなさんは歯磨きをした後の歯ブラシってどうしていますか?
たいていの方が流水で洗い、サッと水切りをしてそのまま歯ブラシホルダーに立てているのではないでしょうか?
もし次に使う時にその歯ブラシが湿っている様であればもうちょっと、歯ブラシの手入れを考えた方が良いかもしれませんよ?
と言いますのも歯ブラシは雑菌が繁殖するのに最も適した場所だからです。
雑菌と言うのは高温多湿な場所で良く繁殖しますので濡れて乾いていない歯ブラシは絶好の繁殖地ですので、歯ブラシを使った後は水分をしっかりと切り水分を拭き取って、風当たりの良い場所で乾かしておかなくてはいけません。
ですが携帯用の歯ブラシって使った後は乾くまで出しておく方はまずおられないでしょうし、すぐにケースに戻す方が殆どだと思いますので、自宅に帰ってからブラシを出して流水でもう一度洗い流して翌朝まで乾かしていても、そう簡単にブラシやケースの中で繁殖した雑菌は洗い流されませんので、ブラシを交換せずに使い続けていると歯磨きの度に雑菌を口の中に入れている様なもので、衛生的とは決して言えません。
そこで今回は、使い終わった後にしっかりと殺菌してくれる携帯用歯ブラシ「Switchbrush」をご紹介致します。
紫外線殺菌の原理って!?
よくスーパー銭湯や温泉の大浴場へ行くと洗面室に紫色の照明が点灯したブラシケースの様なものが置かれているのをご覧になった事があると思いますが、紫外線と言うのは菌を殺します。
何故紫外線は菌を殺せるのかと言いますと、紫外線が菌やウィルスに当たるとDNAをズタズタに切ってしまうからなのです。つまりDNAを切られて菌やウィルスは自分のコピーを作る為の情報を持っているDNAを壊されてしまっているので、分裂・増殖する事ができず新しい菌やウィルスを作り出す事ができないので死滅して行く訳なのです。
よく私達の肌に紫外線が当たると日焼けをして肌が黒くなりますが、これは皮膚のメラノサイトと言う細胞が紫外線を吸収してメラニンと言う黒い色素を大量に作る為なのですが、このメラニンが紫外線を吸収して皮膚から置くへと紫外線が通らない様にガードすると言う役目も持っており、言うなれば日焼けは人間の持つ自己防衛反応とでも言うべき作用で、紫外線がいかに生き物に有害なのかが分かると思います。
ジャックナイフ式で自動殺菌
この「Switchbrush」はジャックナイフの様にブラシの先端が折り畳めてブラシ部分を手に持つハンドルの部分にキッチリと収納する事ができる様になっています。
そして折り畳まれたブラシの先には紫外線を照射するLEDが内臓されており、ブラシの先端を取り出して歯磨き、流水で洗い流して水を切って折り畳むと自動的に紫外線を照射してブラシの先端に残った雑菌を綺麗に殺菌してくれる様になっています。
ですからこの「Switchbrush」は殺菌し忘れと言うものがありませんし、折り畳みでケースがないのでケースの紛失を心配する事もありません。またブラシは紫外線が漏れ出ない様に専用設計になっており、ハンドル部分の窪みにスッポリと収まるだけでなく、折り畳んだブラシが完全にハンドルのホルダー部分に入っていなければUVランプは点灯しない様な設計になっていますので安心です。
またケースはありませんが、交換用ブラシで窪みはしっかりと蓋をする様に設計されていますので、衛生的にも問題ありません。
そしてバッテリーですが、毎日昼食に1回使う程度であれば週に1回、週末に充電すれば良いので便利です(電動歯ブラシではありませんのでご注意下さい)ので、もし清潔に保てる携帯用歯ブラシを探しておられた方で興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
なお、交換用歯ブラシはネット注文できる体制を整えるとの説明がなされているのですが、詳しいアナウンスはリリース後の様ですので、そのあたりも合わせて下記URLのページにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/switchbrush/switchbrush
この記事へのコメントはありません。