日本において電動キックボードは保安基準を満たしてナンバープレートの交付を受け保険に加入すれば合法的に公道を走行する事は可能ですが、スケートボードやローラースケート(インラインスケート)、その他タイヤがついており走行できる遊具での公道の走行はできません。
ただ道路交通法では交通量の多くない場所では走行可能ですし、私有地内やスケートボードでの走行が許可されている様な公園では走行する事が可能です。
ですから今回紹介する電動スケートボード「Shark Electric Skateboard」も街中で公道を走行する事は現在のところ出来ませんが、超ド田舎のぽつんと一軒家の様な、車も人も通らない日がある様な場所に住んでおられる方にはとても便利なスケートボードです。
シャークホイールとは
シャークホイールと言うのは”DAVID PATRICK”と言う方が発案されたホイールと言うかタイヤで、回転するウィールのクネクネとしたパターン(ウィール痕)がサメの泳ぎ方の動きと似ている事からこの名前がつけられました。
そしてこのホイールには次の5つの特徴があります。
1.起伏の多い地形での安定した走行。
いわゆる舗装されていない土や砂利道を走行する場合、サスペンションのないスケートボードの様なものはその起伏に合わせてタイトに上下してドライバーの姿勢を不安定にさせるのですが、この四角形に近いシャークホイールは左右で90°位相をつけて、そのちょっと変わった形状そのものがうまくその起伏を吸収してくれますので、安定して走行する事ができます。
2.アプローチ角度。
シャークホイールは、頂点で30°の角度が付けられクネクネと曲がっています。そしてこの絶妙な30°と言う角度が路面に落ちている小石や小さな物体をうまく左右に受け流して、普通のホイールの様に乗り上げたりしませんので、止まらず安定した走行を実現しています。
3.長持ち。
普通のタイヤはタイヤが回転して全ての面が地面と接触して摩耗して行くのですが、このシャークホイールは4つの角!?になる頂点をピークとしてその前後しか地面と接触しない為、普通のタイヤに比べて15%長持ちです。
4.高いドリフト性能。
そしてタイヤの接地面が少ないこのシャークホイールは摩耗が少ないだけでなく接地面が少ないので当然、地面とタイヤの摩擦も少なくなります。つまりドリフトした時によく滑ると言う事を意味しており、ドリフト走行が樹脂製のタイヤを履いたスケートボードよりもし易く、ダートでもドリフトができるのが特徴です。
5.超高速。
地面との摩擦が少ないと言う事は転がり抵抗が少ないと言う事にも繋がり、重量に応じて最大60%摩擦を低減しますので、より高速で安定した走行を可能にします。
走行性能
そんなシャークホイールを搭載した電動スケートボード「Shark Electric Skateboard」のスペックは下記の通りです。
ホイール:95mmシャークホイール
最高時速:約40km/h
最大走行距離:約18km
デッキの大きさ:約97cm×23cm
スピード:4段階(ブレーキ4段階)
防水性能:IP54
登坂性能:25%
充電時間:約2時間
重さ:約6.8kg
となります。
前後400ルーメンLEDライトで安全に
またこの「Shark Electric Skateboard」には前には白色のLEDライト、そしてリアには赤色のLEDライトを装備しており、日が暮れても安全に周囲を照らし出して走行する事ができるので安全です。
またバッテリーはデッキ内に内蔵しており、できるだけデッキは薄くなる様に考えられていますので、デッキの下にバッテリーボックスがぶら下がる様な電動スケートボードですと、ダートコースのコブ等に引っ掛かってしまいそうですが、このはそう言う事がないので、どの様な荒れた地でもドンドン果敢に攻める事ができる様になっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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https://www.kickstarter.com/projects/1537100752/shark-electric-skateboard-worlds-thinnest
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