今、USB電源、USB充電器はGaN(窒化ガリウム)と言う半導体のおかげで同性能のUSB電源と比較して1/2〜1/3の大きさにまで小さく小型化されています。
それはこの窒化ガリウムが非常に電力変換率が高く熱損失が少ない事から放熱対策が少なくて済む(電源回路を構成する部品点数も少なくなっている事もあります)事から、これだけの小型化が実現できたのです。
ただ私達が求めるのは小ささだけではありません。小さい事に加えハイパワーなものの方が良い上に、更にたくさんのデバイスを一度に充電できた方が、出先で複数のデバイスのバッテリーが少なくなった時に一度に短時間で充電する事ができるのでとても便利です。
そこで今回は、小型・ハイパワー・多出力のUSB電源「SHARGE」をご紹介致します。
出力性能
ではまずは「SHARGE」の充電性能から見て行きます。
まず「SHARGE」にはUSB-C PD(Power Deliver)に対応したポートを2ポート、USB-Aポートを1ポート備え、合計で65Wの出力性能を持っています。
そして各ポートはそれぞれ
USB-C1 : 3.3〜11V/3A, 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3.25A で最大65W出力
USB-C2 : 3.3〜11V/2.7A, 5V/3A, 9V/3A, 12V/2.5A, 15V/2A, 20V/1.5A で最大30W出力
USB-A : 4.5/5A, 5V/4.5A, 9V/3A, 12V/2.5A, 20V/1.5A で最大30W出力
ただ複数のポートを使うと3つのポートの出力合計が65WなのでUSB-C1に接続したMacBook Proを45Wで充電したとすると、USB-C2とUSB-Aで合計30Wまでの出力が可能と、USB-C1>USB-C2>USB-Aの様に優先して合計65Wの出力以下で充電する様になっているのです。
コインポケットサイズ
そしてこの「SHARGE」は、大きさが66mm×41mm×29mmで重さ120gと小さく軽量な為に、ジーンズの右前ポケットに設けられているコインポケット(ウォッチポケット)にスッポリと収納できるサイズなのです。
つまり、この「SHARGE」は非常に小型で女性のセカンドバッグやショルダーバッグに入れて持ち歩いても全く邪魔にならないサイズなのです。
ノートPC電源変換ケーブル
またこの「SHARGE」にはノートPCを充電できる為のUSB-C変換ケーブルがたくさんラインナップされています。
その種類はMAGSAFE1, MAGSAFE2, そしてThinkPad用コネクタ、Dell等の出力電圧20VのTIP G丸型コネクタ、TIP F型コネクタ、Surface用コネクタ、DellやHPで用いられているTIP Cコネクタ、AcerやAsus等のノートPCに使われている TIP Aコネクタ、この他にTIP I、HP ROUND TIP C、 DELL ROUND TIP C、HP ROUND TIP Fと12種類ものほぼ全てのノートPCに使われているケーブルがオプションで購入する事がで、今のノートPCを小型化する事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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https://www.kickstarter.com/projects/sharge/sharge-tiny-palm-sized-65w-3-port-gan-usb-c-fast-charger
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