コーヒーは豆の状態であれば空気に触れる部分は豆の表面だけなので、そう言う程加速度的には豆の酸化は起こりませんが、挽いてしまい粉になった状態のコーヒー豆の酸化は加速度的に進行しますので、やはり美味しいコーヒーを頂くには挽き立てが1番です。
それが認知されてからか、今ではたくさんの種類のコーヒーミルやコーヒーグラインダーが売られています。このうち、ミルはカッターで豆を粉砕しますので粉の大きさが均一ではありませんし、一般的にミルは電動が多いので、強力なモーターパワーで回るカッターとの摩擦熱でコーヒー豆の酸化が進みますので、美味しいコーヒーを飲むには低速で動く電動ミルか手動ミルの方がベターと言う事になります。
ただコーヒーとは違いエスプレッソは少ないお湯で圧力を加えて抽出しますので、コーヒーよりも細かく挽いてパウダー状にしたものの方が良く、細かく挽くにはグラインダーと呼ばれる臼の様なものですり潰すタイプの方がベストです。
そこで今回は、”Kompresso”と言うハンドエスプレッソメーカーと一緒にどこででも挽き立て入れたてのエスプレッソを楽しむ事のできるコーヒーグラインダー「Krinder」をご紹介致します。
ダイヤルを回すだけで8段階に粒度は調整可能
このグラインダー「Krinder」の特徴は何と言ってもハンドル部分が簡単に脱着できる様になっており、ポケットに入れて持ち歩く事もできくらいコンパクトに作られていると言う点と、この大きさにして何と8段階で粒度(挽いた豆の細かさ、サイズ)を選ぶ事ができると言う事です。
しかも昔からあるグラインダーは、まずハンドルを外し、ストッパーを外してネジを回して高さを調整して粒度を変えていたのですが、この「Krinder」は豆を入れるポケットのダイヤルを回しダイヤルに書かれている数字を変えるだけで粒度を変更する事ができますので、粒度の変更に時間がかからないだけでなく、ネジ式とは違いいつも同じ粒度でコーヒーを挽く事ができると言うメリットがあります。
ところで粒度って一度セットしたら変えなくても良いんじゃないの?と思われがちなのですが、それは年中気候の安定した地域ならそれでも良いのですが、コーヒー豆の種類はもちろん、焙煎後の経過時間や豆の油分の回り方、そして日本では湿度の変化が味に大きく影響しますので挽く日の湿度に合わせて粒度は本当は変えないといけないのです。
挽いた粉はそのままフィルターバスケットへ
そしてこの「Krinder」では1度の30gのコーヒー豆を挽く事ができるのですが、その挽いた粉は直接、”Kompresso”と言うエスプレッソメーカーのフィルターバスケットへと移す事ができます。
これはこの”Kompresso”が、この「Krinder」を作った”Cafflano®”と同じメーカーだからなのですが、挽いた豆は容器に入り、その容器に”Kompresso”がの不利ターバスケットを被せてひっくり返すだけで、粉をテーブルの上に溢してを汚す事もなくしかも一瞬で移動させる事がでる為、是非とも”Kompresso”をお持ちでない方は”Kompresso”と一緒にこの「Krinder」は使用するのがベストです。
”Kompresso”は体重をかけて9barの高圧でエスプレッソを抽出
https://www.kickstarter.com/projects/cafflano/cafflano-kompresso-a-portable-authentic-espresso-m
そして”Kompresso”と言うエスプレッソメーカーをご存じない方にどの様なエスプレッソメーカーなのかご紹介すると、女性でも軽々とエスプレッソを作る事ができるポータブルエスプレッソメーカーです。
エスプレッソは高い圧力をかけたお湯をコーヒーの粉に注いで圧力で濃いコーヒーを抽出するのですが、その圧力を加える為に手動のエスプレッソメーカーは空気入れの様なポンプを使って加圧したりする様になっているのですが、そのポンプを押すのが大変なのです。
ところがこの”Kompresso”では両手をピストンにかけて体重をかける事で圧力が加えられる様になっておりポンピングしなくても良いので、女性でも何倍でもエスプレッソを淹れる事ができるエスプレッソメーカです。
そしてこの”Kompresso”も持ち運びがし易い様に「Krinder」と変わらない円筒形のポケットサイズとなっていますので、もし興味を持たれた方は「Krinder」は下記URL、”Kompresso”は上記URLから詳細はご覧ください。
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