日本では切れ味の悪くなった刃の先端部分を折る事で新品同様の切れ味を取り戻せるカッターナイフが主流ですが、海外へ行くと台形刃と呼ばれている使い捨ての刃を使ったナイフの方が主流です。
ではどちらが優れているかは用途によって違いますが、例えば硬いものをカットする場合、刃を折る事が出来る刃の方は力を入れて使用した場合に刃が折れて飛んでしまう事があり100%安全とは言えません。一方で台形刃はいくら力を込めても刃が折れると言う事はありませんが、コストパフォーマンスは決して良いとは言えません。
そこで今回は、安心して使用する事のできる台形刃を使ったポケットナイフ「CJRB Breeze」をご紹介致します。
安心して持ち歩く事ができる”Rotating Lock”
台形刃を使ったナイフの多くは何故かは分かりませんが、折り畳み方式を採用しているものが大半です。これは持ち歩く際にスティック型のスライド式ですと、刃が何らかのはずみでケースから飛び出ていた際に誤ってポケットやバッグの中に手を入れて誤って指を切ったりしないようにと言う配慮の為なのですが、折り畳み式は使用する際に両手を使わないと刃を広げる事が出来ませんので、もし片手に握っているもの、抑えているものをカットすると言った場合に非常に作業がし辛いものがあります。
一方でスティック型は出し入れする際には、刃を単純に前後にスライドするだけで良いだけでなく片手で操作する事が出来ますので、片手が塞がっていても刃を出してカットする事が出来ますが、スティック型のスライド式はロック機構があったとしても、100%刃が飛び出す事はないかと言えば100%出ないと言うものはごく少数で、今回紹介する「CJRB Breeze」はその数少ない刃が飛び出ない台形刃を使ったポケットナイフになります。
それはこの「CJRB Breeze」には”Rotaing Lock”と言う刃を前後する際に親指を当てるスライドボタンに繋がった金属パーツを刃をケースの中に収納した状態で90°回転させる事で”Rotaing Lock”がケースの溝に引っ掛かり刃を前後に動かす事が出来ない様にするからなのです。
しかも”Rotaing Lock”は刃を収納した状態だけではなく、目一杯出した位置でもロックする事が出来ますので、硬い素材を切っている最中に刃が柄の中に戻ってしまって怪我をしたりすると言った事がない様にもなっており作業中も安全です。
ビットドライバー
次にこの「CJRB Breeze」には台形刃を使って切ると言う機能の他に、M6ないしM8サイズのナットを回す事ができる6角形の穴も開けられております。
そしてM6サイズの穴はインパクトドライバーなどのビットサイズでもありますので、標準サイズのビットをこの穴に差し込んで使用する事が出来ますので、電動ドライバーが入らない様なスペースにあるネジなどを手回しで外したり締めたりしなければならない場合にも使えます。
あると便利な機能
そしてこの「CJRB Breeze」には柄の側面に定規としての目盛が刻まれており、何かちょっとしたものの長さを計測したいと言った際にメジャーも定規も持っていないと言う時に計測するのに使えますし、この他にもこの「CJRB Breeze」には栓抜きの機能も搭載されているのですが、昨今栓抜きを使う様な瓶ってビール瓶くらいしかなく自宅に栓抜きも置いていないと言う様なご家庭は多いかと思いますが、たまにそう言った栓のついた瓶を貰っり購入した際にこの「CJRB Breeze」が栓抜きとして使え栓を抜く時に利用する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/cjrbcutlery/cjrb-breeze-the-easy-edc-pocket-tool
この記事へのコメントはありません。