みなさんは自転車にはお馴染みのチェーンではなく、チェーンの代わりにタイミングベルト(以降ベルト)を使った自転車がある事をご存じですか?
構造的には従来のチェーンを使った自転車と全く変わらず(変速機付きのものは変速機の機構が違いますが)、ただチェーンをベルトに置き換えただけなのですが、ベルトにはチェーンにはないメリットがあるからです。
今回はそんなベルト駆動のアシスト自転車「Babymaker」をご紹介致します。
ベルト駆動の3つのメリット
では何故、チェーンではなくベルトなのかと言いますと、まず第1にパンツの裾が汚れないと言うメリットがあります。
特にチェーンが剥き出しになっている様なロードバイクやマウンテンバイクでは、長ズボンの裾がペダルを漕ぐのに合わせて擦れてチェーンに付着にして油で真っ黒になったりする事がよくありますが、ベルトは油を差しませんのでそう言った失敗がありません。
そして第2にベルトは伸びませんが、チェーンはあまり知らせていませんが、漕いでいると次第に伸びて来ますので、本来はチェーンはよく走る方であれば1〜2年で新しいにチェーンに交換するのがベストなのですが、あまりチェーンの伸びを意識される様な方はおられません。
また、電動アシスト自転車の場合は足で漕ぐよりも何倍ものトルク(力)がかかりますので普通の自転車よりも伸びやすいと言えますので交換頻度は上がります。
そして第3にチェーンが伸びると今度はよくチェーンが外れる様になりますし、ペダルに体重をかけて急な坂を登っている時にチェーンが外れたりするのもチェーンが滑ってギアから外れているからで、こうなるといつまでもだましだまし乗っていないで交換した方がチェーンで度々手を汚す事もありません。
と言う様にベルトはチェーンと比べてメリットが多く、デメリットはしいて言えばチェーンよりも高価だと言う点くらです。
ハブモーターで見た目もスッキリ
そしてこの「Babymaker」ではバブモーターと言って、車輪の中心部分にモーターを内蔵している為に見た目は普通の自転車にしか見えずスッキリとしたフォルムをしているのも特徴です。
またハブモーターはリア側、後輪側に入っており、アシストされても後輪側のモーターが回るので走行感覚としては従来の自転車と同じ様に走れますし、5段階のアシスト切替で最大45km/hまでアシストしてくれますので長距離移動なども楽々です。
またバッテリーはフレーム内に収められており、バッテリーを外して充電する事はできませんが、これも見た目をスッキリとさせています。
Proバージョンはフロントはディスクブレーキ採用
この「Babymaker」はベルト駆動を前提に紹介していますが安価バージョン(スタンダードバージョン)は従来のチェーン駆動になっており、両バージョンの違いはベルトかチェーンかの違いと、スタンダードバージョンが前後共にキャリパーブレーキと言ってゴムでリム(タイヤ)を挟み込むタイプのブレーキを採用している事です。
Pro版はフロントにはディスクブレーキを採用しており、山道を走行される事が多くキャリパーブレーキのゴムが削れたり溶けて効きが悪くなる事がよくあると言う方はPro版がオススメです。
この他にハンドルもブルホーンハンドルとドロップハンドルの2種類が用意されていますし、タイヤも700x28cと28インチが用意されいる等、車体のカラーと合わせてたくさんの選択肢が用意されていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
、過度なブレーキングを行うことでブレーキのゴム部分が削れたり溶け破損することがある。また、高温になることでホイールが溶けてしまうこともある。
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