NASAの火星探査機の断熱材にも使われた−270℃の極低温に耐える防寒ジャケット「Atmos Jacket、Astra Pullover、Orion Parka」

みなさんは極寒の地、例えば南極や北極、おしてマイナス40℃も50℃にもなる地域で身を守る為に切る防寒着ってどう言うものが想像できますか?
きっとエスキモーが着ている様なぶ厚くて動き辛い、モコモコの防寒着を想像されるのではないでしょうか?

ただそのモコモコだと動き辛いですし、雪かきをしたり、何か屋外で作業される事が多くて、いつも薄くて動きやすい、しかも防寒性はマイナス40℃の極寒の地でもモコモコの防寒着同様に持っている様なものがあれば理想的ではないですか?

そこで今回はとっても暖かい2種類のジャケット「Atmos JacketとAstra Pullover」をご紹介致します。


−270℃の極低温に耐えるエアロジェル


ところでみなさんは防寒着を着ると暖かく感じられると思いますが、どうして暖かいのかご存じですか?
実は防寒着そのものは発熱して私達の身体を温めてくれるわけではないのです。防寒着には2つの役割があり、1つは外気をシャットアウトして身体に冷え切った外気の熱を伝えない(ここでは防寒着内の暖かな空気が外気に触れて冷えない様にする)役割と、もう1つは私達の身体から発する熱を外に逃がさずに防寒着内にいかに長く、そして効率良く溜め込むのか、と言う2つの役割を持っています。
つまり防寒着を暖かく感じるのは実際には私達人間が放つ熱を防寒着が貯め込む事で防寒着を暖かいと感じているだけなのです。ですから防寒着を着た時はとっても冷えていますが、次第に暖かく感じる様になって行きますよね、これは私達自身が作り出した熱を徐々に貯め込み、そして溜め込んだ熱が体温に近くなるからなのです。

ですから極寒の地でも耐えられる防寒着は空気の層を何層も作り外へと熱を放出するのを防ぐだけでなく、身体から発する熱をできるだけ溜め込む様にあの様にぶ厚くなっているのです。

そして今回紹介する”Atmos Jacket”と”Astra Pullover”と言う2種類の上着では、宇宙空間で−270℃まで冷え込む火星探査機を極寒の環境から守る為に開発したエアロジェルと言う断熱材を使う事で、薄くて耐寒性の高い上着に仕上げています。


Orion Parka


まず最初に紹介するのは膝丈のフード付きのパーカーです。
このパーカーの特徴はエアロジェルにより、この薄さながら−196℃と言う、ちょっと想像できない様な寒さの中でパーカーの中は32℃と言う、体温に近い暖かさをキープし続ける事ができると言う、保温能力、防寒能力を持っている点です。
またこの防寒性はフードにも備わっていますので、猛吹雪や極寒の中でも身体と頭を保護してくれます。

あと機能やデザインは一般的なパーカーと同じで、お腹にはドラえもんの様なポケットは付属しておらず、普通のジャケットの様に左右のポケットと内側にもポケットを持っているデザインになっています。


Atmos JacketとAstra Pullover


次に紹介するのは”Atmos Jacket”です。こちらは形はカンガルーポケットのないパーカー、フードのついたジャケットになっており、エアロジェルは使われてはいませんので、気温が-20℃にもー30℃にも下がる極寒の地で寒さを耐える事はこの”Atmos Jacket”1枚では無理ですが、発熱性のある繊維素材と、空気を効率良く溜め込む事のできるカマボコが並べられた様なボコボコとした空気を溜め込む層が織り込まれたインナーによってある程度の寒さまでなら耐えられる構造になっています。

そして最後に”Astra Pullover”は素材的は”Atmos Jacket”と同じものが使われており、フードのないネックウォーマーが合体した様なパーカーになっていますので、当然カンガルーポケットを持っています。
またこの”Astra Pullover”には左右の脇腹の下にジッパーが取り付けてあり、暖かくなって来て換気したい時はジッパーをオープンにすれば裾部分が拡がって上着の中に空気が入って来やすくなっていますので、比較的朝肌寒く、昼間暖かい、と言うよりは日差しで暑いと言う様な日でも柔軟に着こなす事ができる様になっていますので、もし興味を持たれた方はサイズや色を含めて詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/orosapparel/oros-the-warmest-outerwear-in-the-universe

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