今から4〜50年前のPCの入力デバイスであるキーボードは非常に大きくそして重く、どちらかと言うとメカって雰囲気を醸し出しており、今でこそデザイン性に優れたAppleのPCも、Macintoshがリリースされるまでに発売されたApple IやApple IIと言ったPCもどちらかと言うとメカ感を醸し出すフォルムになっています。
ただそのフォルムが、今の4〜50代のエンジニアにとっては馴染みのあるフォルムで、たまにレプリカキーボード等が出て来ると、購買意欲をそそられる訳なのですが、今回紹介するキーボード「Durgod Fusion」はそんな80年代のPCを思い起こさせるキーボードの1つです。
見た目は古くてもスマホやタブレットにも繋がるキーボード
まずこの「Durgod Fusion」は縦134mm×横316mmと非常にコンパクトなキーボードなのですが、見た目のコンパクトさとは裏腹に重さは何と1kgと現在のキーボードからするとウェイトギャップを感じる重さですが、当時としてはこれくらいの重さは当たり前で、逆に重いことでキーを激しく叩いても動かず、膝の上に置いても安定感があり逆に叩きやすいのではないでしょうか?
また最新のBluetooth5.0通信モジュールを搭載しワイヤレスキーボードとしてWindowsの他、iPhone、iPad、Androidにワイヤレス接続して使用する事ができます。
また2.4GHzワイヤレス通信USBアダプタが左上のロゴマークの下に隠されており、Bluetoothを搭載していないWindowsPCでも使用する事ができる他、何とワイヤレスで最大40日も充電フリーで使用できます。
キーは7種類のCherryMXからチョイス
そしてこの「Durgod Fusion」のキーにはゲーミングキーボードではお馴染みのCherryMXシリーズを採用しており、赤軸、青軸、茶軸、黒軸にプラスして$10追加する事でSpeed Silver軸、サイレント黒軸、サイレント赤軸の7種類からキーは選択が可能になっています。
また、このうちSpeed Silver軸は従来4mmのキーストロークを3.4mmと浅くしたもので、アクチュエーションポイントも1.2mmと短くなっており、反応速度がシビアに要求されるゲームに最適なキーで、サイレント黒軸と赤軸は従来の黒軸、赤軸とは少し違いリニアストロークと言って押し下げるほど重くなる特性を持ったスイッチで30%程度打撃音が軽減されているのが特徴です。
有線接続でゲーミングキーボードとしても最適
そしてこの「Durgod Fusion」ではワイヤレス接続の他にUSB-Cでの有線接続と言う選択肢も用意されています。
しかもReturn rateは1000Hzと、キースキャンも非常に早く、WindowsPCには専用のドライバーをインストールする事でマクロ機能も使える事などからゲーミング用キーボードとしても十分使えます。
そして中身は全て一緒ですが、ケースカラーとして青、白、黄色でカラーリングされた”NAVIGATOR”、グレイ、白、オレンジで構成された”ORIGINAL”、グレイ、黒、赤で構成された”STEAM”と言う3つのバリエーションが取りそろえられています。
なお、キーキャップはUSキー配列のみとなっており、日本語入力等に使用する場合は多少困る部分がありますが、ゲームに使用する分にはそのあたりは全く関係なく使えますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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