みなさんは外国語で今、苦労している事はありませんか?
例えばテキストやPDF等で送られて来たファイルであればGoogle翻訳等を使えば今では超簡単に翻訳してくれる上に、10年前と比較すればもうその訳は雲泥の差で、10年前は訳しても意味がわかる様な文章は論文と言った類いや公的文章的なもののみでしたが、今では小説などを訳しても割と正確にニュアンスまで含めて訳してくれます。
ただこれはデジタルな話で、紙の媒体となるとちょと大変です。Google翻訳アプリにはスマートフォンのカメラで撮影した外国語の文を自国語に修正しAR技術を使い上書きしてまるで自国語の文章の様に表示する機能もありますが、やはり文字の認識機能の精度がもう1つなのか、訳せない事もたたある他、意外な程に時間も手間もかかります。
そこで今回は瞬間に紙に書かれた外国語を訳してくれる翻訳機「Googstick」をご紹介致します。
指さして翻訳
この「Googstick」はCCDカメラを内蔵したドキュメントスキャナの様なもので、伸びたスティックの先端にはカメラが内蔵されており、このカメラが撮影できる範囲内に翻訳したい紙媒体のドキュメントを置くと言うのが1つのポイントです。
そして翻訳はドキュメント全体を翻訳するのではなく、指さしたヶ所の単語だけを訳すと言うのがこの「Googstick」の特徴で、指さした単語はすぐさな文字認識を行い文字起こし後に専用アプリケーションにて検索が行われ訳が表示されるのですが、その結果の表示には0.3秒程度しかかからないので、本当に知りたい時に指させば瞬時に訳を表示してくれますので便利です。
なお訳すドキュメント(手書きノート等はNG)が厚みのある本で、紙面が撓んでいてもアルファベットだとほぼ完璧に文字認識してくれると言うのが、この「Googstick」の良い所です。
またフォントに関してもあるアルファベットでしたら元の形状がある程度わかる様な崩れたフォントでもしっかりと認識してくれますので、例えばポスターに書かれた単語が分からない、漫画の中の単語が分からないと言う様な時にも使えます。
パラグラフは指2本で囲めばok
そして単語ではなく一文／一節(パラグラフ)を訳したいと言う様な場合は、文章の始めの文字の前と文章の最後のピリオドの後を指で指し示す事で指と指とで囲まれた間のセンテンスを文字認識＆文字起こしして訳す事もできます。
また翻訳にはGoogle翻訳エンジンが使われ、単語の意味や専用用語に関してはwikiを検索して表示しますので「Googstick」と一緒に使用するスマートフォンやタブレットはネットに接続してある必要があり、iPhone,iPad,Androidの他にWinやMacでもこの「Googstick」は使えますと言うのも特徴です。
対応言語は
そして対応言語に関してはアルファベットを使っている言語に関してはほぼ対応しており、中国語にも対応。日本語や韓国語は対応中ですが、私達日本人が使う場合、英語から日本語、ドイツ語やフランス語から日本語、中国語から日本語と言った片方向の方が多いはずです。
もし自分で書いた文章を外国語で訳す場合は、Google翻訳等を使えば良い訳なので、ほぼ現状のままでも十分使えるデバイスですので、もし外国語で書かれた小説を読むのだけれど、時々単語を忘れると言う様な方や、外国語で書かれたデジタル化されていない本を読まなければいけないと言った場合に便利かと思いますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/googstick/googstick-a-whole-new-way-of-reading
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